令和5年9月01日(入院第30日目)「人はなぜ生き続けるのか(3/3)」
今日は、視力検査があって、車椅子に乗って1階まで行った。
検査が終わって、病室に戻る時、1人の美女と目があった。
「どこかで見た覚えがある」
そう思いながらエレベーターに乗り込んだ。
しばらくして、彼女が病室にやってきた。
1階で見かけて、ここまで階段を駆け上がってきたという彼女はアスリートなのか、息が切れていない。私は彼女を「謎の美女」と呼ぶことにした。
この病院での彼女の肩書は「カウンセラー」なのか、
「悩みを聞かせて」
というので、私は、
「生きる意味が分