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#2 初single「Whiny Kids」の話

こんにちは。
ロックバンド・syzygyのキーボードのしほです。

タイトルを
〈#2 1st single「Whiny Kids」の話〉
にしようと思ったんですが、
これだと#21にも見えるし21枚目のシングルみたいにも見えるし困ったな、と思いこのタイトルになりました。

さて、前回の記事で軽く自己紹介したわけですが

今回はさっそく1st single「Whiny Kids」について深堀りしていこうと思います。




・曲名の意味

そもそも「Whiny Kids」ってどういう意味?と思った方もいるかもしれません。
直訳すると「めそめそしてる子供達」的な感じです。

・MVのストーリーに関して

一応このMVを作る際にストーリーを書き起こしたものがあるのでご紹介します。


あるところに歌を歌うのが好きなミミミちゃん(うさぎ)がおりました。
ミミミちゃんは可愛くて人気者です。
だけどそんなミミミちゃんを妬んだりよく思わない人もいます。(さめ)
そういう人たちからミミミちゃんは嫌がらせを受けてしまいます。
悲しいけどそんなときこそ大好きな歌を歌うミミミちゃん。

そんなミミミちゃんの姿をくりるくん(くま)はみていました。
くりるくんは楽器が上手です。
くりるくんはミミミちゃんの歌に伴奏をつけてあげました。
2人は一緒に曲を作って遊ぶようになりました。
ミミミちゃんにとってくりるくんと音楽やってる時間がとても楽しみであり生きる希望となりました。

しばらく楽しい時間を過ごしていましたが、家の事情でミミミちゃんが引っ越すことになってしまいました。ミミミちゃんがくりるくんに引っ越すことを伝えました。
するとくりるくんは「生きてね」「会いに来て、ここで待ってるから」と言いミミミちゃんの手を握りました。

ミミミちゃんが引っ越しの日、お友達からたくさんのお手紙やお花をもらいました。
その手紙の中にはくりるくんからのお手紙もありました。
くりるくんからのお手紙を開けてみると、とある曲の楽譜が入っていました。
くりるくんはミミミちゃんのために曲を使ってプレゼントしたのです。

引っ越した後もミミミちゃんはくりるくんと過ごした思い出とくりるくんの言葉を胸に歌い続けるのでした。
離れていても2人はお互いの幸せを願い続けるのでした。


という話でした。
これを読んでからまたMVを見返してもらうと面白いかもしれません。

ちなみにこのストーリーを描いているときに私が一番感情移入したのはサメくんでした。
サメくんは嫉妬心からミミミちゃんを攻撃してしまいますが、
サメくんがこんなことをしてしまったのにはいろいろ背景があったと思うんです。
短いMVの中でその詳細までは描き切れなかったので、サメくんがただただ悪い奴、みたいになってしまっていますが
実際こういう風に嫉妬心から誰かを攻撃してしまう、または攻撃したくなってしまうというのはある意味一番人間味がある(サメだけど)のかなと思いました。

・この曲に込めた想い

この曲に込めた想いというのが大きく分けて2つあります。

・1つめ「この曲を聴いているすべての人の幸せを願う」


自分自身、音楽に救われて生きてきたので、私も誰かの心に寄り添ったり勇気を与えたりする曲を作りたいと思いました。

・2つ目「私の親友の幸せを願う」


この歌詞を書いているときに常に頭に思い浮かんでいた人物がいました。
それが私の中学生の頃の親友でした。
中学生の頃、私と親友はいつも二人で音楽の話をしていました。
一緒に曲を作ったり、演奏したりもしていました。
お互い違う進路を歩み、連絡を取り合うことも少なくなったけど
今もその親友の幸せを願っているのでこの曲にその願いを込めました。
また、くりるくんとミミミちゃんの物語も、私たち二人の物語を元に生まれたのでした。

・MVメイキング映像

こちらがMVのメイキング映像。
MVは華やかな感じですが、制作の作業は結構地味ですよね。
ぬいぐるみのコマ撮りの撮影が一番大変でした。

あと、編集はボーカルがやってくれたのですが
これもかなり大変な作業だったと思います。
感謝。

・最後に、この曲に関わる人すべてに感謝

まずはこの曲を聴いてくれた人、このブログを見ている人に感謝。
ありがとうございます。
あなたに言ってます。
ありがとうございます。

そしてこの曲をやろう!MV作ろう!という私の提案を受け入れてくれて
一緒にやり遂げてくれたメンバーに感謝。
ぬいぐるみを使ったMVなんて馬鹿にされるのでは、却下されるのではと思っていたけど、「いいじゃん!やろう!」と言ってこれたときはとても嬉しかったのでした。

そして楽曲制作に携わってくれた方々、撮影に協力してくれた方々に感謝。
たくさんの人の協力があって完成したのでした。

そして私の人生に関わってくれているすべての人に感謝。
今の自分があるのは今までかかわってくれたすべての人、すべての出来事が積み重なってのことなので。
そうしてできた自分がいなかったらこの曲は生まれていなかったかもしれないので。


たくさんの人にこの曲が届きますよう。







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