【日記】堪忍袋の緒が切れて
堪忍袋の緒が切れてしまった。何に対して、誰に対して、ではなく、漠然と世界に対して私が密かに我慢していたことが、私の堪忍袋にいきなりドドドと雪崩れ込んできたため、私がぷっちんと切れてしまったのだ。
泣いて暴れた。
ホウレンソウのなっていない職場、ホウレンソウがなっていないがために被る迷惑、セクハラおやじのどれだけ言ってもやまないセクハラ、先輩が押し付けてくるかずかずの面倒ごと、そのために意味もなく降ってくる責任ということば。紫陽ちゃんがやった、紫陽ちゃんに聞かないとわからない、紫陽ちゃんに言って。紫陽さんあのさ。こういうのやめてくれる。
何がだよ。何をだよ。
全てに愛想を尽かした私の仕事はとろくなる。何もしたくない、上司も先輩も誰の顔も見たくない。動きたくない。こう見えて薬を飲んでなんとか仕事をしているような身であるから、もう「なんでこんな目に遭ってるのか全然わからない!」という憤りばかり指先まで通って、備品を壁にぶつけて全部ぶっ壊したくなってしまう。
でも我慢する。我慢する。しかし堪忍袋の緒はぶっつり切れているし、それをもう一回結び合わせる余裕なんかない。ただ私は泣きながら動き続ける。機械的に、機械的に、ミス一つなく。感情なんかいらない。この仕事は、感情も尊厳もクソもないのだ。問題は出来高。(当然だな!)
こんな人生嫌だ。早くどうにかなりたい。
この「どうにか」の部分を言語化したら本当に私はダメになってしまう気がする。
いま文章を書くと「どうにか」の部分を書いてしまうから、今日は小説を書けないし、何も読むことができない。だから日記を書く。
私は、苦しい。
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