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122.迷走の始まり「いや、、そりゃそうだよ」と今なら思うけど。~自分を語る ⑧東京編~
ごきげんよう。
ここのところずっと書いている
「自分の過去を語る」シリーズ、今回は前回の東京編の続きです。
前回のあらすじ
希望を抱いて東京に出てきたものの、無為に日々が過ぎていくことに危機感を覚えた自分は、以下の3つの足掻きを始めました。
①交友関係を広げる
②会社員以外の生計の立て方を調べる
③読書をする
このうち③は②から派生しており、
「会社に勤める以外に生計を立てる(収入を得る)にはどうしたらいいのか?」
ということを調べるために本を読み始めたのでした。
そんな中で当時の僕がまず手に取った本は・・・?
というところで、今回に続きます。
13歳のハローワークに失望した後気づいたこと
見出しでネタバレしちゃってますが、
当時の僕がまず手に取ったのは
「13歳のハローワーク」でした。
なぜこれを手に取ったのかというと、
「世の中にはどんな仕事があるんだろう?」
というのを、あらためて知ってみようと思ったんですね。
読んでみてどうだったかというと、
これも見出しでバラしちゃってますが、
正直非常にガッカリしました。
一応断っておくと、これは『13歳のハローワーク』が本としてダメとかそういうことでは決してなく、
当時の自分が求めていたものに対して
得られるものがなかったということです。
どういうことかというと、
確かにこの本には色んな仕事が紹介されていましたが、
結局そのすべては「職業」で、
「誰かに雇われて給料をもらう」という仕事しか紹介されていなかったんですね。
※一部例外もありましたが、「なぜそれを選んだ」というくらいニッチな仕事(鷹匠とか)で、おまけになり方も生計が立つかもほとんど書かれていませんでした・・笑
ただ、冷静に考えてみるとこれは完全に僕のチョイスミスで、
書名で「ハローワーク」って書いてあるんですから、
そりゃあ職業のことしか書いてないのは当たり前ですよね。
そしてその時思ったのは、
ああ、世の中では「どこかに雇われて働く」という働き方が
こんなにも当たり前になってるんだなあ
ということでした。
これはもう10年近く前の話で、
今はそうした「常識」もずいぶん変わってきたように感じますが、
それでもやっぱり「どこかに勤める」というのが主流な気はします。
会社勤めはしたくない、かといって…
そんなわけで
「会社勤め以外に収入を得て生計を得るにはどうするか?」
という課題は振り出しに戻り、
新たなアプローチが必要になりました。
今思いかえすと
当時の僕はとにかく自信がなくて、
自分で自分の仕事(ビジネス)を持つとか、
ましてや起業をするとか、
金融資産に投資をして運用するとか、
そういうことはまったく自分にはできないと思い込んでいました。
(ある意味、それで良かった点もありますが)
要するに、お金を稼ぐ、ということに自信がなかったんですね。
だけど、一生会社員でいるのは嫌だ。
「え、どうすんの?」
みたいな話ですよね。
ここから僕の迷走が始まります。
迷走の始まりは、
「いかに少ない収入で、お金を使わずに生きていけるか」
という方向のアプローチを検討しだしたところからでした。
そんなわけで、次回は迷走編になります。
(続く)