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漫画「バトゥーキ」の魅力を再認識

最初は勢いを楽しむ

今回は「バトゥーキ」についてです。「バトゥーキ」はカポエイラを題材にした漫画です。作者は「嘘喰い」の迫稔雄氏で、画風はすごいリアルなタッチで迫力があります!おおまかな内容は、主人公の一里が複雑な境遇のため、カポエイラの組織の争いに巻き込まれることになる。色々な人たちと闘いながらカポエイラを磨くというストーリーです。システマなども取り上げられているのも一見の価値はあります。
 読み始めた当時は、カポエイラやっていなかったので、ほーん、そんな感じなんだーと思っていました。ポルトガル語やカポエイラ独特の文化はまったくわからないので、とにかく勢いを楽しむでした。後半になっていくにつれて、ハイレベルな技の応酬がすごかったでした。

改めて読むとまた違った面白さに気づく

 カポエイラを始めてから改めて読み直すと、あー、これはわかる!そういう技の連携もやってみたいなー!と違った視点で読み進めてしまう。まだ勉強中なので知らない技もあるけど、基本原理は同じなんだよねーと勝手に分析するのも醍醐味ですね。おかげ様で深夜まで読みふけってしまい、寝不足になりましたが(苦笑)
 カポエイラの他には、空手、柔道、システマ、テコンドー、ボクシングなどたくさんの格闘技が出てきます。しかし、カポエイラと異種格闘技の漫画という括りではなく、カポエイラとは何か?勝敗とは?そういう哲学的な考えにもスポット当てられているので、ふと考えさせられます。
 好きな技は何?と尋ねられたら、今は「アルマーダ」(後ろ回し蹴り)ですね。まだまだ精度も安定さも不十分ですが、少しずつキレのある蹴りが出せるようにしたい!まずは基本をしっかりできることが今の目標で、アクロバットな動き、自分なりのテイストの技を出すのが次の目標です!

まとめ

 「バトゥーキ」にはそれぞれの格闘技を得意とするキャラがいっぱい出てきて、どれも魅力的です。ここでは多くを語っていませんが、フルコンタクト空手の甲斐も好きです。序盤で主人公にやられても、その後仲間に加わり、不屈の精神(極限状態ともいう)で強敵を打ち倒す流れに感動しました!
 この漫画のテーマは、もしカポエイラが他の格闘技と戦ったら?という「if」の命題かもしれませんが、解釈も受け止め方も個人それぞれでいいと思いますので、興味が湧いたら、ぜひこの漫画を手に取ってみましょう!

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