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エモさのある映画評

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#是枝裕和

「万引き家族」にみるこれからの時代の人間関係、組織の在り方。

事件的に素晴らしい作品を観たと思いました。これからの不明確な時代を生きる上で必要な個人の精神性を見事に描き切った先進先鋭的な作品ではないかと。 きっと120分に収めるのは大変だったと思われる複雑さがあり、各登場人物についてオムニバスとして切り出してもきっとおもしろくなるような濃密なバックグラウンドが用意されていたからこそ、パルムドール受賞に至ったのでしょう。 家族という共同体があって、そこに所属するひとたちが共有していたものは結局なんだったのだろうか。家族には絆がある

【エモい映画評】「そして父になる」に見る「親」と「子」、人間の肖像

2013年に書いた映画評がPCのなかで眠ってたのと、是枝さんがとうとうパルムドール賞を受賞したので、その記念に。 是枝さんの作品のよさは、家族関係とか、人間関係をさまざまな角度でみているところだとおもってます。今回の受賞を機に、是枝さんの作品を見るひとが増えれば、人生をもっと大切にするひとが増えるのではないかと。すこしでもそのお手伝いができたらなとおもっています。 とくに、これから親になる人。 ぜひこの作品を見てみてください。ちょっとネタバレが入っているので、作品を観て