【エモさのある映画評】ジ・エクストリームスキヤキ
とても不思議な作品だった
これほど余白のある作品は初めてかも知れない。
「人が生きる、暮らす」という点で相当なリアルさを感じた。
会話が台詞がかっていないのだ。
「やたら長ったらしい会話をダラダラと」と一蹴する人もいるだろう。
しかし、この作品にはそこに価値がある。
「客に見られるもの」として、体裁を整えた会話には伺え得ない「リアル」。それに価値があるのだ。青春と言えば青春映画とも言えるだろう。しかし、本作にはそんなくくりをする事自体が非常にナンセンスだ。全体に流れるアンニュ