スクリーンショット_2018-11-08_12

鳥貴族が潰れる!?

From:山下晋弥

鳥貴族の売り上げが去年の10月と比べて13,1パーセント落ちている。
この様なニュースが出ていた。(鳥貴族社長「値下げすることは絶対にない)

落ち込んでる理由は値上げを敢行したから。
280円だったものが298円になったかららしい。
だからお客さんの数が前年比の同じ月よりも15,3パーセント落ちてるみたい。

で、売り上げが下がった理由が値上げによる客離れなのではないか?と経済ジャーナリストの方は言っている。

しかし、鳥貴族の大倉社長は、直接的な売り上げの落ち込みは、鳥貴族は混んでるからいつも混んでるからいっぱいで敬遠するというのが、お客さんの減少をよんで売り上げが下がっている原因ではないか?といっている。因みにこれは1年行かなくなったお客さんにアンケートとってきいたらしい。

ここで問題発生。だと僕は思った。

アンケートはあてにならない。

そもそもアンケートってあてにならない。特に記入式なんて。
なぜなら、めんどくさいから。

あなたは道端で呼び止められて本気でアンケート書いたことある??
電話でアンケート答えたことある?
僕はない(笑)
だってやっぱりめんどくさいもん。

しかも、町中なら確実に仕事中の移動や、家族と過ごしているときだから、ゆっくり答えるタイミングじゃない。むしろ声かけるなって感じ。

電話なら、仕事をしていて集中してるときなんで「アンケートお願いします」なんて電話かかってきたらせっかく出てきたアイデアが吹っ飛んでしまっては~ってなる。

だから、アンケートなんて答える場合じゃない。

さらに、
ライター、マーケターという仕事をしてからは絶対に真面目に書いてない。
だって、何に使うか知ってるもん(笑)

そんな意地悪な僕だけど、
1年ぐらい前に、大阪の京橋でアンケートを求められて書いたことがあった。

そのアンケートは、投資関係のアンケート。
だから京橋の三菱UFJの前でアンケートしていた。(なぜ投資系のアンケートは銀行の前でするのか?これはターゲットがそこにいるから。この話は深くなるのでまた次の機会で)

アンケートは、
年収、職業、役職、貯金の残高などなどのアンケートだった。

なんでいきなり声をかけられて、
初めて会った人にこんな事書かないとあかんねん!って思ったので、
年収3000万、貯金の5832万、職業整骨院オーナーって書いた。
まったくの嘘だけど、嘘ではない様に少し信憑性を出しながら書いた(笑)

書いて提出したら、
相手の態度がころっと変わった。

それまでは「書いてくれたらいいっすわ!」
みたいな1つ階段上から僕を下の方に見てる感じだったけど、
僕が書き上げたアンケートをみた瞬間から、
地面に穴を掘って2段ぐらい下がった所から上目遣いで話しかけてきた(笑)

アンケートの人 「いつもこの時間は何されてるんですか?」

僕 「そうですね〜スタバでソイラテ飲みながら読書とか、院経営のデータを整理してます。」

アンケートの人 「マジっすか!?すごいっすね!」

それから5分ぐらい、アンケートをみながらヒアリングされたから、
聞かれた質問も適当に答えた。

ってなぐらい記入式アンケートから
ヒアリングのアンケートをしてもあてにならない(笑)

アンケートは当てにするな!!!

今回の鳥貴族のアンケートもあてにしてしまうと
流れに飲み込まれてさらに業績悪化して危なくなるかもしれない。
僕みたいに嘘をついてる人が多いかもしれないからね。

でも、アンケートは非常に大事。
ダン・ケネディも、「すべてはアンケートから始まる」とまで言っています。それぐらいアンケートというものは企業にとって、
会社にとって大事な利益を生む仕事になるのです。

では一体、どうしたら業績アップに活かせるアンケートをとれるようになるのか?

利益を生む情報を得るアンケート取得方法

これは、簡単。お店に絶対にあります。それが、「常連中の常連さん」に直接電話したり、直接話をする事。

要するに、常連さんの「トップ20%の人」に
聞くことです。これが1番利益を生むアンケートを取る方法です。

なぜなら常連中の常連さんは、店にも店員さんにも愛がある。
潰れて欲しくない!繁盛してほしい!だから本当のことを言ってくれる。

だからこの人に聞くと、めんどくさいから嘘つたらいいや。とか
時間がないから適当にあしらっとけなんて嘘を書くことはない。

ファンの人だから。

この人達に月もう一回来たくなるようにするにはどうしたらいいですか?
とか聞くこと。

もっと欲しい商品はなんですか??とかこの人達の欲望を叶える商品、サービスを作るとリピート率は上がる。たとえリピート率10%でもあげれば、ほぼ前年比と同じぐらいの売上にあんるでしょ??

アンケートはどんな目的で誰に聞くのか

結局何が言いたいかというと、アンケートは目的をもって誰に聞くのかを明確にしていくこと。

今回の鳥貴族の売上を戻すために既存客を呼び戻すアンケートをとる。という行為は間違っている。既存客を戻すには戻すアンケートをとる。

売上を上げるならもっと簡単にできる方法のアンケートを取る。
アンケートの使い方をもっと明確にしてやる。

これが社長ができないマーケターがやらないといけない仕事。
これができるからマーケターという人が求められる存在になれる。

マーケターを目指すんであれば、アンケートの操作をできるようなるのが近道ではないかと僕は毎日思ってますよ…

PS
もちろん、来なくなった人からのアンケートを取るのも大事。
でも、1年来なくなった人から聞くときもまずは、ホントの事を聞き出すようにしないと、偽情報で行動して無駄なシステムを導入。なんて経費を使ってしまうと余計経営は悪化してしまうからね…

PPS
因みに、混んでるから予約制を導入したらいく。って休眠顧客はいってるけど、多分来ないと思う。だって、予約してまでいきたいと思うお店だったら
混んでいても1年間行かなくなったなんてことはないでしょ?

3ヶ月に1回、半年に1回はいきたくなっていってるはず。

だから、混んでるなんてことは良いわけでもっと他に
行かなくなった理由があるはず。

これを聞けるアンケートシステムを作って
プレゼンをすると売れるかもね(笑)


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?