夫婦問題を解決したい方のお部屋

2万件を超える、離婚と修復問題に関わってきた知識と知恵を提供したいと思ってる僕です(^…

夫婦問題を解決したい方のお部屋

2万件を超える、離婚と修復問題に関わってきた知識と知恵を提供したいと思ってる僕です(^o^) 誰も辛い思いなんてしたくない。できるだけ円満に解決したい、そんな想いを受け止め続けてきました。一人って孤独ですよね。 https://www.rikonsos.com/ 行政書士松浦智昌

マガジン

  • 離婚と修復の進め方- 正しい夫婦問題の解決マガジン

    夫婦問題に関わって16年。相談件数は2万件を超えました。離婚をしたい方も、修復したい方も、決して争いながら進めたいわけじゃないですよね。争った先にあるものが本当に解決なのかどうかも分からないものですから。 離婚の問題なのに仲良く進めてね・・とは言えませんが、それでもできる限り、ほんのわずかでも平和に解決してもらいたいと願うわけです。僕としては。

最近の記事

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誰だって夫婦問題は揉めずに解決したい-連載01

気がつけば、夫婦問題(離婚と修復)に関わって、受けた相談は2万件を超えています。 僕は、離婚も修復も、どちらがよいとか、そういう事は思わないようにしてきています。お互いに、想いはあるはずだから。 だけどね。できるだけ、争いとか、勝負事とか、そういう事は避けて、夫婦としての、よりよい方向ってなんだろうっていう、そういう事を考えながら進めていってもらいたいと思っているわけです。 もちろん、そんな簡単な事じゃないってことは分かってるんだけど、それでもね、なんかそういう方法って

    • 夫婦カウンセリング:あいさつのできない89歳の男性のとった行動とは?-連載15

      今からする話は、ちょっと変わった話になりますが、かつて2回同じような話があったわけです。 (1)俺はもう89歳になるんだよ。今更この歳で挨拶なんてできない! この御年になって離婚なんて無いと思うかもしれませんが、時折80代のご夫婦のカウンセリングを行うことがあります。 この歳になれば、かつての夫婦の問題は薄れてしまっていると思われるかもしれませんが、それは無いと考えた方がよいのかもしれません。少なくとも、そういう気持ちで生活をして、幾つになっても心掛けた方がよいと思う次

      • 離婚と修復に悩む:有責配偶者が夫婦関係の修復を望んだ場合の一つの対応--連載14

        (1)将来的に離婚となった場合に、相手方の性格上揉めるな・・と思った場合 相手方配偶者の浮気、暴力などで離婚を請求した際に、有責配偶者から「もう二度としないから、離婚だけは思い留まってほしい」と懇願されることもあるかと思います。 関連:離婚と修復の選択~正しい迷い方とは? 基本的には、なかなか気持ちを修復に持っていくことは難しいかとも思います。ですが、今一度だけ考えてもよいかもしれない。 だけど、いざ将来的に離婚となった場合には、相手方の性格上揉めるな・・と思った場合

        • 浮気・暴力・モラハラ:私が有責配偶者です。離婚請求はできますか?--連載13

          (1)有責配偶者から離婚は請求できるのか?こうしたご相談もよくいただきます。有責性というのは、浮気とか、暴力とか、悪意の遺棄とか色々とありますよね。 結論から言えば、請求はできます。 「私は浮気をしたので、離婚請求はできないと思うのですが」 「相手方が浮気をしているのだから、私に離婚請求なんてできませんよね」 というご相談をいただきますが、これは間違いです。 正確には、有責配偶者側からでも離婚請求はできます。けれど、訴訟にした場合には、ある一定の条件が揃わなければ、離

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        誰だって夫婦問題は揉めずに解決したい-連載01

        マガジン

        • 離婚と修復の進め方- 正しい夫婦問題の解決マガジン
          15本

        記事

          友人からの離婚の勧め!夫婦問題は誰に相談すべきか?--連載12

          (1)離婚と修復の相談は誰にするのが望ましいのか?今、離婚をどうするか迷っています。友人達は、離婚した方がよいよ、と言っています。離婚をした方がよいでしょうか? これはよくいただく相談の一つです。同様のケースで迷われている方もおられるのではないでしょうか。 夫婦問題に悩んでいるときは、特に孤独ですし、相談すること自体が恥ずかしいと思っている方も大勢おられます。 そんな孤独な中で、相談に乗ってくれる方がいれば、心の支えになります。 友人が居るから乗り越えられている自分を感

          友人からの離婚の勧め!夫婦問題は誰に相談すべきか?--連載12

          離婚後&別居中の生活費(婚姻費用)、そして交渉方法について具体的に考えてみよう! --連載11

          (1)お金は重要でも、どうしても離婚をしなければならない状況がある離婚にあたって考えるべき最重要点は、離婚後の生活費と子どもの養育環境についてではあります。 ただもちろん、お金は重要だけど、それを差し置いても離婚をしたい気持ちが強いということは、 (1)もう気持ちが持たない (2)これ以上一緒にいれば子どもにも影響する。 (3)仮に自分がメンタル的にも厳しくて働けないような状況になれば、それこそ破綻して、今後の生活どころではない・・等、 上げればキリはありませんが、いずれ

          離婚後&別居中の生活費(婚姻費用)、そして交渉方法について具体的に考えてみよう! --連載11

          夫婦生活の拒否は離婚原因になるのでしょうか?色々と事情はあるのですが--連載10

          (1)相手方配偶者から(夫婦生活)セックスレスを理由に離婚請求をされています。確かに、もう何年も夫婦生活はありませんが、お互いに求め合わなかったですし、夫婦の問題として話し合ったこともありません。けれど、相手方は離婚のみならず慰謝料も払えと言っています。払う必要はあるのでしょうか。また自分が悪いのでしょうか。色々と理由があるので、単にセックスレスだけを理由にされるのは違うように思います。 上記のような相談も度々受けることがあります(月に100を超える離婚と修復の相談をお受け

          夫婦生活の拒否は離婚原因になるのでしょうか?色々と事情はあるのですが--連載10

          浮気(不貞)の原因は夫・妻にあるのに、私が悪いのですか?慰謝料も請求されるのですか?--連載09

          (1)浮気をした方の自分都合の言い分「私が浮気をしたのは、私の責任じゃない!」「そもそも夫婦関係は破綻してるんだ!」という話はよく耳にします。批判するつもりではありませんが、当職としては、「婚姻関係がある身なのだから、順序は守る必要があるんじゃないの?」「離婚をしたければ、そういう相談とか、別居とか、話し合いとか事前にすべきことってあるんじゃないの?」と思うことがあります。 確かに、話を聞いていると、その生活状況は辛い、厳しい・・と思うこともあります。そして、ご本人さんは心

          浮気(不貞)の原因は夫・妻にあるのに、私が悪いのですか?慰謝料も請求されるのですか?--連載09

          夫婦問題での相談です--私の場合は慰謝料請求できますか?それもとされますか?--連載08

          離婚時の慰謝料については分かっているようで分かりづらいものです。まずは、どういった場合に、原則として、法律的に慰謝料が認められるのか、というお話ししましょう。 (1)法律的に相手方配偶者に慰謝料請求ができる場合って?さて、なぜ離婚に伴って慰謝料が認められるのかと言えば、簡単に言うと、婚姻関係というのは法律にも記載のある通り、守られている存在なわけです。 その法律でも守られている夫婦関係を破綻させるような、浮気、暴力等は、法に反したわけであり、そして相手方配偶者の権利をも侵害

          夫婦問題での相談です--私の場合は慰謝料請求できますか?それもとされますか?--連載08

          義父母とはそりが合いません。離婚は認められますか?--連載07

          (1)Question:相手方の両親と、そりが合いません。何かにつけて干渉してきますし、まるで私が義父母の所有物や下働きのように扱われています。もう限界です。離婚は認められますか?Answer: 義父母との関係性の悪さから、離婚を決意される方は大勢おられます。 そういった方の場合には、 (1)相手方配偶者が、間に立ってくれないばかりか (2)義父母と共にこちらを責めてくるといったことも多く、 一概に、義父母との関係だけが問題ではないように思えます。いずれにしても、 ・ 義父母

          義父母とはそりが合いません。離婚は認められますか?--連載07

          意外とできない強制離婚 ~裁判と労力と時間と費用との折り合い--連載06

          (1)そもそも強制的に離婚を成立させられるのか? たとえ法定されたような離婚原因があっても、日本の裁判制度からすれば、家庭問題に関しては幾つかの例外を除き、必ず調停を経なければ裁判にすることはできません(調停前置主義)。 ですから、まずは、夫婦での話し合い、それができなければ調停、裁判というステップを踏まざるを得ない以上、どういった理由があったとしても、すぐに裁判離婚というわけにはいかないわけです。なお、離婚などの進め方については、夫婦問題の進め方、に記載していますので、そ

          意外とできない強制離婚 ~裁判と労力と時間と費用との折り合い--連載06

          同居義務違反ってなんなんだ!私って間違ってますか?--連載05

          前回の連載04では、民法770条の法定された離婚原因というものを見てまいりました。今回は、その延長として同居義務や同居義務違反についてお話をしたいと思います。これについては出て行かれた相手に対して「同居義務違反ではないのか?慰謝料は認められるのか?」、または出ていった方からは、「同居義務、扶助義務違反になってしまうのですか?」というご質問が多いものです。そして、単に同居を拒めば同居義務違反であると思われている方が多いようですので、具体例を織り交ぜながら説明をしていきたいと思い

          同居義務違反ってなんなんだ!私って間違ってますか?--連載05

          裁判で離婚が認められる5つのポイント--連載04

          裁判で離婚が認められるのは、大きくいって以下の5つの場合になってきます。夫婦関係の修復を目指している方も多いと思いますが、そういう方でも、知っておくべきポイントになるかと思います。 (1)裁判で離婚が認められる5つの場合1.  配偶者に不貞な行為があったとき 2.  配偶者から悪意で遺棄されたとき 3.  配偶者の生死が3年以上明らかでないとき 4.  配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき 5.  その他、婚姻を継続し難い重大な事由があるとき ※ 離婚がど

          裁判で離婚が認められる5つのポイント--連載04

          離婚と修復前に考えるべき事編-連載03

          どちらを望む場合でも、離婚の知識は持っておきたい最初は知識的な話になってしまいますが、今後、離婚と修復を進めてゆくにあたって、どのように交渉・駆け引きをしてゆくべきかという点に関しては、どうしてもテクニックだけで話しを進めることはできません。正確な知識が必要となってきます。 知識のない交渉は、その場限りのハッタリで終わってしまいます。それは、離婚だけではなく、修復を考える場合でも同じことだと思います。 また、離婚の時期を考えるうえでも、正確な知識が必要です。「貰えるものが

          離婚と修復前に考えるべき事編-連載03

          伝えたいのは、夫婦問題の法律の知識ではなく、進めてゆくための知恵だよ! 連載02

          こんにちは。マツウラです。これから連載していく記事の概要を伝えていきますね。 [1] 不必要な法律知識をそぎ落とし、本当に必要と思われる離婚と修復の知識と使えるテクニックを記載 [2] 道標となるべく、離婚を決意する“前”と決意した“後”、そして修復のためにしてはいけないこと等に分けて編成し、順を追って進めてゆけるように記載 [3] 内容証明郵便での慰謝料請求や公正証書(離婚協議書)を専門家に頼まずに作成、手続きができるよう、手順や注意点などを詳細に説明 [4] 相手

          伝えたいのは、夫婦問題の法律の知識ではなく、進めてゆくための知恵だよ! 連載02