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忽那の雫第525話 釣りと55年関わって来てワタシが感動した二つのライン

今日は糸の話しをしよう^ - ^

釣りをするのにどうしても必要なモノで、数ある糸をどう選べばいいのかわからず、仲間が使ってるから自分も、、というくらいの理由で使ってる人も多いと思う。

ワタシも小さい頃から釣具店の中でどれにしようかと、頭を悩ませてきた。^o^

そんなたくさんの種類があるラインだが、ワタシが55年間の間に出会ったラインの中で、二つだけ感動したものがある。

おそらく今でも売られているんだろうが、今だに忘れられない感動を、コレから釣りをはじめようという人や、まだいいモノに出会えてない人にシェアしようと思う。^ - ^

たかがラインといっても、モノが持つクセはさまざまで、扱いやすさや結びやすさなどが釣果に関わることさえあるから慎重に選びたい。

あくまでもこれはワタシの好き嫌いの話しなので、ほんの参考程度に聞いてほしい。

一度目の感動は、あるハリスに出会ったときに起きた。
パッケージは当時のモノと少し変わったが、その糸が持つクセは同じだろうと思う。

竿にリールを付けた釣りをし始めた頃、道糸にオタフクナマリという中通しのナマリに糸を通してよりもどしに結び、よりもどしの一方には糸付きハリを結んだ。

糸付きハリはハリに糸を結んであるから、ハリがまだ結べない人でも釣りが出来る。

そのハリに付いた糸は半日くらい使っているとヨレたりもつれたりして、なかなか使いづらかった。

ところがある時、仲間からのこの糸の話しを聞き買ってみて驚いた。
使う前に糸に巻きぐせがあっても引っ張ったら直るし、途中から出来たヨレやなんかも引っ張ればピーんとなるのだ。

まだ素直な子供の頃は、←今はどうなんだ?ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3
この糸は魔法に見えた。(^◇^)

今はまた違った理由で糸を選んでいるが、子供の頃、この糸を引っ張った時の感動は忘れられない。^ - ^

そしてもう一つの感動は、投げ釣りを始めてしばらくした頃に起きた。( ̄∇ ̄)

実は父ちゃんが持ってた道具の中で見たことがあったのだが、ソレがどういうモノかはわからなかった。

投げ釣りで使う仕掛けは、ワタシの場合糸を3本ヨッて砂ずり部分に使うのだが、その3本ヨリの部分は新品の糸でヨッても、どうしてもピーんとはならない。

ナイロンの柔らかい糸をヨッてピーんとしたものを作るのは至難の業だった。

コレにいつも頭を悩ませていたが、ある時釣具店の人で、ワタシが所属していたクラブの会長さんがクセのいい糸があると教えてくれた。^ - ^

そして店の奥から持ってきてくれたのがこの糸で、漁具を売ってる店でしか扱ってないと言う。

はは〜ん、見たことあるわこの糸^o^
父ちゃんが持ってたのはコレだったのである。

こうして大人になっていささか根性のスレたワタシは、ここで父ちゃんが愛用していた糸と改めて出会った。←根性の歪みを認めているヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

店先で実演してくれた会長さんが作った三本よりは見事なモノで、ワタシは釣り人生で二度目の感動を味わった。

アンタの釣り人生では二度しか感動がなかったのかと勘違いしないでほしい。^o^

糸で感動したのが二度なのだ。
その他の、釣りでの感動は無数にあり、それらをシェアしたくてこの忽那の雫を書いている。

話を戻すと、コレまでどの糸を使って糸をヨッてもこんな感じになった。

コレはまだ綺麗な方で、クセのある糸だと仕掛けをあまり使いたくないくらいだった。←仕掛け使わんと釣りできんだろ!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

それがコノ糸を使うとこんな感じ^o^

精神的にも、とても良い砂ズリができるのだ。^ - ^
砂ずりは仕掛けのこの部分

ここがピーんとしてるだけで、投げた時に仕掛けはムチを打つように綺麗にしなり、仕掛けの絡みが激減するのである。^ - ^

ただの気休めではなく、ワタシが実際に経験した中でのラインに関する感動話でした。

良かったら参考にしてください。(o^^o)


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