週末田舎暮らしのそろばん
いずれ書かなきゃ落ち着かないなぁ、と思ってました。
最初の頃は、それこそ、その時の勢いで、
と出来てしまうもんです、二拠点生活、週末田舎暮らし…。
楽しさの方が優っていて、なんとかなるもんです。
でも、後から考えると維持費だなんだかんだで、出費が気になり出します。
私も将来的に不安になって来ました。
その時、FP (financial planner) の資格を持っている友人から、
「数値化してみればいいんだよ。そうすれば不安でなく対策が見えてくるよ。」
とアドバイスを受けました。
そうです、「不安」はネガティブからくるモノですので、その時の感情にとらわれやすいし、悪い方にばかり気が向かってしまう。
ろくなもんじゃない!
数値化して、
「事実」
として捉えましょう、うん、決めた!
都会暮らしの、
「飯場」(中古マンション)
週末田舎暮らしの、
「本宅」(田舎)
と別々に経費を分けてみました。
二つの帳簿に分けて計算したので結構手間取りました。
食費は分けづらいので省きました。
純粋に
「維持費」のみで計算しました。
当初の予想では、両方とも、
「固定資産税」
が重くのしかかっているだろう、維持費のTopだろうと思っていました。
ところがどっこい、
飯場(中古マンション)の断然Topは
管理費、修繕積立金
でした!
2位は、
携帯電話代(2台)
でした!
管理費、修繕積立金、は、これは削減のしようがありません。
どーにもならん!
新築のマンションで毎月の修繕積立金が¥10,000-以下、というのがありますが、約十年に一度の大規模修繕(必須)が積立金が足りなくて出来ません。ご注意ください。
マンションは
「管理」が行き届いているか、
「修繕積立金」で大規模修繕ができるか、
でお求めくださいませ。
(なんか、マンション購入アドバイザー、のようになってしまいましたね。)
携帯電話(2台)、は、安い会社にすると本宅(田舎のね)ではアンテナ1本しか立たない。
(何故だか分かりませんが、夜間になると、その1本さえ立たない。)
本宅(田舎)で、テザリングしていたり、飯場(都市圏)でWi-Fi使わずにググったり、インターネットしているせいかなぁ、と考えております。
メールも控えていて、機種がiphoneの為、AppleのSNSをつかえばタダですしね。
くせものは、勝手に送りつけてくる迷惑メールですね!受信するだけでも費用の半額取られますからねぇ….。
なんか変なアプリに乗っ取られているのでは!?
と思っちゃうぐらいの出費です。
iphoneがいい加減、かなり旧機種になって来たので、乗り換える時に、環境をコピー移行するのではなく、クリーンインストールしてみようかなぁと思っています。
で、本宅(田舎)の方ですが、これも予想外!
高速代、がダントツの1位!
私的には、薪代がダントツかと思っていたのですが、さにあらず。
ウチでは飯場(都会ね)にいるときにはまず車を使いません。ましてや高速など利用しません。
何故って、車は都会では不便だからです。
渋滞に出っくわすは、
予定通りには着かないは、
駐車場探さにゃならんわ、
信号がやたらめったら多いわ、
歩行者さんが溢れていて運転怖いし。
電車とバスが四通八達している都会では、公共交通機関を利用した方が、ラクです。
だから、本宅(田舎)を使用する維持費として、車関係の費用は、本宅勘定にしました。
2位は、薪代、でした。
暖房器具が薪ストーブしかなく、且つ、週末利用で早く温めたいので大量に使わざろう得ないためです。
薪ストーブって、憧れの的ですよね?
私もそうでした。
あの暖かさは経験してしまうと、
「薪ストーブさまぁ〜 Love 」
となってしまうものです。
薪さえ気軽に安く手に入れば、お勧めです。
でも、近年キャンプ流行りの影響もあるのか、以前の2〜3倍の価格まで上がっています。
さらに盲点として、薪ストーブは、
「一生モノ」
ではございません。
十四〜五年で劣化が進み、部品交換をするぐらいだったら買い替えた方が安い、という代物です。(特に鋳物製)
決してお安いモノではございません。(国内価格が高い!)
インテリア、として位置付けて、主暖房は別途用意することを強くお勧めします。
軽井沢町は薪の原料となる樹木を無料配布しています。
https://www.town.karuizawa.lg.jp/www/contents/1591248164231/index.html
もちろん、
「薪」
にするには、薪サイズに切り落として、割って、1〜2年乾かして、という工程は自分でやらなくてはなりませんが、
タダです。
ひと冬、薪の量は、乾燥重量で4t と言われています。
保管場所も必要なので大変ですよ。
私もかなり苦慮しています。
燃焼効率の良い薪ストーブでないと、
「薪破産」
してしまいそうです!
と言っておきながらなんですが、あの暖かさは格別のものです。
まだまだ、石油系の暖房器具の方が燃料費込みでランニングコストが圧倒的に安いです。
今回、数値化してみて、膨れ上がってた、
「巨大な不安感」 ネガティブ〜〜〜
はしぼみつつあります。
まぁ、あと14〜5年ぐらいかなぁ、通えるの。
と考えると、目算も立てやすいというものです。
冬は行かない、
としただけでも、
カクン
と出費は減ります。
日頃の食事は、一汁一菜です。
モノも買いません、(アウトドアウェアオンリーですね)
旅行も行きません、
外食もしません、(田舎の野菜が美味しんです)
極々ふつーの生活をしているひとが、それで賄える範囲で週末田舎暮らしをしている。
ただそれだけなんです。
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