今期はアニメ「魔女と野獣」を観ます
先日、部屋を模様替えし、壁のある一面を本棚で埋めた。フィギュア類のコレクションも全て並べてみると、なかなか圧巻ながら、あることに気が付いた。新作アニメグッズがない。僕の本当に好きなアニメはゼロ年代から10年代で止まっているようで、近頃は数話みても、結局最後までみないということもしばしば。
けれども、新作アニメに熱狂したい欲はある。来週の展開や描写を楽しみに過ごし、イベントやグッズ情報を探すというのは、なかなか楽しいものなのだ。
アニメを観なくなることへの不思議な焦燥感を覚えながら、いろいろとあらすじを見ていく。ダメだ、僕のあまり好んでこなかったダンジョンものが今も覇権を握っているらしい。学園ラブコメで、ドロドロな心理描写があって、泣くほどに辛いけれど奇跡もあるような作品。
今、継続視聴しているのは、「相棒」と、昨日投稿したカクヨム近況ノートにも書いたが、大河ドラマ「光る君へ」もみている。二作ともドラマ。
ミステリーや大河ドラマもいいけれど、やはりアニメを観たい。そんなことを感じつつ、「魔女と野獣」第一話に出会った。
近年、僕が大いにハマった作品は「薔薇王の葬列」がある。noteでも何度も考察を書いた。「薔薇王の葬列」も「魔女と野獣」もラブコメではない。では何か。ダークファンタジーである。
まずビビっときたのは、色の塗り。一般的にいわれる作画が綺麗かどうかにはあまり気にしていない。話が気に入れば見続ける。
いもいも、こと「俺が好きなのは妹だけど妹じゃない」の作画崩壊も楽しませていただきましたし……。
セル画やその後のアニメのようなしっかりとした濃い雰囲気が僕は好きだ。作画が綺麗、といわれるのは、印象派絵画のような淡い空気感・光量を演出していることが多々あるが、僕はハッキリしている方がいい。
そして、主人公となる少女ギドのビジュアル。ご存知かもしれないが、僕の好きなヒロイン像として挙げてきたキャラには誰にも似ていない。けど、視聴前からこれはいいぞと。
口は悪く、狂暴。冒頭に述べた、僕のコレクションを総覧しても、誰も該当しない。でも、目が離せない。まだ始まったばかりであるし、漫画も買う予定は今のところないのだが、継続視聴したいと思わせてくれた、映像とストーリー性。まだまだアニメは面白いものがあるようで安心だ。