論文:仕事を楽しめる能力(小磯,2014)より。勉強まとめ 同志社大学総合政策科学研究科SIコース

J.LHolland
Hollandの六角形モデル

職業選択が人格の表現行動のひとつ
人は自己の人格の表現を容認してくれる環境を求めているという考え

①6つの人格型
「現実型、研究型、芸術型、社会型、企業型、慣習型」
②生活する環境6つの種類
「現実型、研究型、芸術型、社会型、企業型、慣習型」
③人は、自己技能を発揮でき、自己の価値観や態度を表現でき、かつ、自己の役割や問題を引き受けさせてくれるような環境を探し求める
④個人の行動は、その人の人格と環境との相互作用によって決定される。
→適職診断ツールの多くがこの考えを基にしている。

・J.Dkrumboltz

計画された偶発性理論
人生は、あらかじめ計画した通りや期待した通りには決してならないという現実がある。将来の職業(仕事・職種)を決めてしまうことを勧めない。もちろんなりたい職業を持っていてもよいが、それだけに個室すべきではない。ひとつの職種を目指すことや特定の職業にこだわることは、他の職業の選択肢を捨てていることにつながる。個人のキャリアの8割は予想しない偶発的なことによって決定される。その偶然を計画的に設計し、自分の人生をより良いものにしていくべきである。

5つの行動特性と開かれた心
1)好奇心(curiosity):
2)持続性(Persistence):
3)柔軟性(Flexibility)
4)楽観性(Optimism)
5)冒険心(Risk Taking)

仕事を楽しめる能力とアクティブ・ラーニング

自己の技能や能力、自己の価値観を表現、自己の役割+開かれた心で、行動すること。

仕事ができる=人の真似をして、できると思える能力
仕事で成長できる=自分の工夫を実現する能力

◎課題への向き合い方は2つのステップ
1のステップ
仕事を覚える=目の前の課題を興味を持って考える。
2のステップ
仕事を能動的にする=人を巻き込む


21世紀教育フォーラム 第 9 号(20仕14事年を3楽月し)める能力 ~アクティブラーニングとの接点~ 21st Century Education Forum. Vol. 9(Mar. 2014)

*弘前大学学生就職支援センター
Hirosaki University Student Career Center

参考文献
1 )青森県地域労使就職支援機構「求人・求職ニーズ調査報告書」 平成19年10月
2 )小磯重隆「社会人基礎力と就業力の育成」弘前大学21世紀教育フォーラム第 7 号 平成24年 3 月 3 )学校法人河合塾編「アクティブラーニングでなぜ学生が成長するのか」東信堂 平成23年 6 月
4 )経済産業省編「社会人基礎力 育成の手引き」学校法人河合塾 平成22年12月

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