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小中高生のための大学院 Coda school

Coda schoolの集中講座
8月18日〜20日までの3日間は集中講座が行われる。場所は京都の下鴨PaKTのオフィスだ。1階では、小中高生の個別指導塾の夏期講習が行われおり、2階では、研究している。今日はその初日。講師になる大学生、大学院生、社会人は総勢9名。生徒は5名。贅沢な運営。

https://codaschool.com/


生徒は全国から。いや、全国じゃないな。笑。世界から集まっている。
茨城県、東京都、兵庫県、京都、アメリカワシントン州シアトル。
みんなバラバラだ。わざわざこの集中講座のために、新幹線に乗って、飛行機に乗って、車で、それぞれが学びにきている。学年も小学生、中学生、高校生と参加している。

研究テーマもバラバラだ。
動物の寿命、生物の分類学、在日クルド人のコミュニティ、戦時中のプロパガンダの比較、バイリンガルの文化的価値観の形成
また変わるかもしれないけれども、自身の興味関心からKJ法を使って、研究テーマが決まっていく。KJ法についても、論文を読むところから始まる。

早速、研究テーマの先行研究レビューが始まっている。小学生が論文を音読している声が聞こえるが、内容が聞いているだけでも難しい。それでも、読み進めていっている。将来は生物の研究者になりたいと、心の声を言葉までが聞こえてくる。

大学生講師が、先行研究を調べることの重要性を説く。

動画ってnoteは添付できないんだね。ダウンロードファイルになっちゃった。まぁいっか。

建築の大学生が3日間(大人の自由研究)で作成したポスターが完成物の見本になっている。
大人の自由研究:PaKTの別の事業内のコンテンツ

今は、いかにわかりやすくするか。が重要なように語られている。しかし、わからないことを、わからないまま、わかろうとすることにこそ、学びの意味があるんだってことを気付かされる。

簡単にわかってたまるか。なるほど!などと、わかるはずがない。ただ、わかるはずがないことを、わかろうとすることこそが、先行研究者・実践者への尊重なのだろうと思う。そういう意味では、Coda schoolで見る小中高生の様子は、それを実践しているし、大学生・大学院生のサポートには、信頼関係が生まれてきている。

まだまだ、1日目。僕は明日、別の講義で午前中は参加できないけれど、2日目の研究も楽しみだ。3日目には、研究発表が行われる。

研究発表
8月20日 14:30~16:00 Codaschoolのインスタライブで公開予定

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