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北海道3

北海道3

北海道の『開拓』の歴史。もちろん、すべての土地が開拓の結果であることは疑いようもない。ここでは近代になって、明確に開拓の歴史を知ることができるという意味である。


明治になり、蝦夷地から北海道と名が改まり、土地の所有という概念の無かった土地に所有者が生まれていく時代。

先住民の生き方が否定され、近代の生き方によって塗り替えられざるを得なかった時代。

そして、そんな時代に故郷を離れ、遥か北方の地に命を懸けて渡ってきた人達がいた時代。


生きるということが何なのか。時代とは何なのか。国とは何なのかー。


当たり前のように生きていることに強烈な質問を投げかけてくれるのが北海道なのである。


我々に北海道の自然は静かに問いかける。


『あなた達は、生きているのか?なんのために?どのように?』


過去を切って、新しく道を切り拓き、すべてを作り上げていく開拓の歴史。我々の人生の道を歩んでいくときに、大きな示唆を与えてくれるこの北海道の歴史をぜひとも多くの人と共有したい。


北海道ヌリ路の誕生であった。

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