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自粛が終わっても、忘れたくないこと / 徒然ブック 4頁
最近、全国的に緊急事態宣言が解除された。それにともなって、少しだけ心に余裕ができてきた気がする。もちろん、まだまだ不要不急の外出自粛はするのだけど、いったんここらで忘れたくないことを書き留めておこうと思う。
あまりに取り留めもないことばかりだけれど、この自粛の期間を霧のように記憶から消してしまいたくないから、書いておく。
*家事はあんがい楽しいこと
大学もオンライン授業のみになり、外出自粛が本格的になってきたときから、私は以前よりもたくさんの家事をしている。(以前というのは、自粛する前までのことね。)
たとえば、自炊する回数は圧倒的に増えたと思う。自炊生活をしてみてなにより良かったのは、家に残っているものでテキトーに料理してみることが、少しだけできるようになったこと。なんとなくこれは憧れだったんや。
他にも、自炊するようになったことでお皿洗いすることも自然に増えた。けれど、不思議とこれが苦しくない。自分の好きな音楽を無限シャッフルにして流しながら、たまったお皿を洗う。昼はアガる曲を、夜はゆったりとした曲を。ヤカンやお鍋など、でっかくて洗いにくいものもあるけれど、楽しい。
なんでやろって考えてみて、お皿洗いをしているときは、無心状態になれるからかなと思った。大学の課題・SNS・ころがってるマンガの続き…気になるものはたくさんあるけれど、それらをいったん横に置いといて、ぼーっとできる時間なんだな。
*ひと手間かけたものの嬉しさ
おうちからあまり出なくなってから、私はなぜか書くことが増えている気がする。1日の終わりに書きなぐる日記、だれかへのお手紙とか。
最近、クラウドファンディングで支援した酒スイーツ実行委員会さんから、SAKE SWEETSの箱が届いた。丁寧にコーヒーやお菓子が詰められていて、開けたときの感動はとても大きいものだった。
たくさん詰まっているよね。なんだか、ひとに何かを贈るということの喜びと、大切に想ってくれたのだと伝わることの嬉しさを感じられた気がする。
手紙、たくさん書こう。あなたのこと大切だよ、と言葉にしよう。
*モヤモヤも残しておいたっていいこと
これは前から感じていたことだけど、プラスの感情ばかりが自分じゃないよな、と思う。つらいとか悲しいとか、なんでやねんって思うこともある。もちろん切り替えの大事さも知っている。けれど、いいやん、モヤモヤが続くならそれはそれで。
その代わりに、モヤモヤを書き残しておく。モヤモヤすら愛おしくなる…ということはあまり無いかもしれないけど、「モヤモヤのある自分だって自分やから」って思えるようになる気がする。
そう思い始めてから、自分は何か感情が動いた!と気づいたら、手帳に書き留めるようにしている。
*生きることも不要不急やんけってこと
気づいてないフリをしていたけれど、やっぱりこれは事実な感じがする。別にあの世に行きたいと思っているわけじゃないけど、なんで私こんな状況でものうのうと生きてられるんやろ、って思ったことも少しある。
なんで生きてる?って聞かれることもある。いじめられてるわけじゃないぞ、単純な疑問として。
なんで生きてるかなあ、
私はおいしいもの食べて大事なひとを大事にして、自分にできることを与える、ときには背伸びして与えてみることに価値をみいだすだろうか。
これは、変化していくものな気がするけど、今のところはこんな感じ?むずかしい問いだけど、節目ふしめで思い出して、考え直してみたいな。
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ちょろっとだけ書けました。
読んでくださった方にも、なにか忘れたくないことはありますか?