ファンタジーもの(2019.11.22)

今日見た夢 学園都市っぽい
いいタイトルが思いつかなかった。
覚えている場面や行動がいまいち時系列に繋がらないので、今回は場面ごとに分けて書く

・生命の清水(いのちのわきみず)
丘の上で清水が湧いている。通常は頂上にある泉の中で清らな水が溜まり、そこから緩く蛇行する細い水路を通って丘の下の大きな泉まで流れ落ちている。

私たち数人がその丘のふもとを通りかかった時、大きい音を立てて、清水が雪崩のように頂上から落ちてきた。(土砂崩れというよりは、雪崩のほうが見た目のイメージが近い)なんとかおさめようと、咄嗟に頂上に向かって左手をかざす。左手だけでは足りないと感じ、頭の中で念じながら右手もかざす。

丘全体の土を隆起させ、強引に雪崩のような水の流れを止めることができた。土属性は得意ではないけれど…今ので周りの人に土属師と思われたかもしれない。

それぞれ皆1つは得意属性があり、得意な属性の名称から火属師、水属師、土属師…などと呼ばれる。

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・刃の交わり
突然の襲撃に腰から2本刀を抜き放ち、体制を崩しながらも身体の前で刀を交差させ、敵の刃を受け止める。ジャキッと鈍い音がした。
ギリギリ これでは埒が明かない。後ろに5m程跳んで相手と距離をとる。

あれが以前聞いていた奴か。全身黒づくめで忍者のような格好。頭も大半が布に覆われており人相を窺い知ることはできない。図体は細身で170cmは超えていると見える。再び刃を交える。

「一刀化。」2本の刀を1つにまとめて縦方向にし敵と交えながら、呟く。2本の刀は融合し1本の脇差に変化した。(敵と刃を交えながら2本から1本に変化する刀)
長い1本の刀になると見せかけて敵を油断させておきながら、実際は脇差程度の長さにおさまる的な。

動揺したのか敵は身を翻し、来た方向とは反対の方向へと走り去った。どうせ奴とはまた決着をつけなければならない。どこにいるかもこれで分かった。すぐに追うことはしない。こちらも準備して、今度はこちらから敵のテリトリーに乗り込むことにする。

敵は2、3人いて、かかってこなかった敵の中には短い、死神が持つような鎌?を使っていた者がいた。刃を交えた奴は普通の刀だったかな?

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・文化部の活動棟
中庭から向かって東側の建物は文化部の活動棟で、中庭側は全体的に窓が大きく開放的な作りである。中庭に面した白い階段を7、8段上がると、窓の奥に全面畳の空間が現れる。ここは書道部の活動部屋。中庭からも畳部屋に出入りできるよう、引き戸がある。日差しが差し込んでいて明るい。
今は、かの敵の情報収集のため移動中であり立ち寄ることが出来ないが、私もこの書道部の一員である。敵の情報収集をするための場に行くには、この活動棟の脇を通り抜けなければならない。

今現在も部員10数人が畳の上で正座して、半紙に向かって筆を静かに走らせている。幼い頃からの好敵手が練習に励む様子を横目に見ながら移動する。
好敵手の彼は私に対して「あいつは練習時間は短いのに書が上手く賞をとる。悔しい。」と常日頃思っており、私は彼に対して「あいつは私より後から始めたが基礎ができているから上手い。私にはない書の才能がある。」と思っている。両者が互いを認め、幼い頃から今まで続く書道の好敵手である。

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・腹ごしらえのチョコレート
敵陣に乗り込む前、突然の軽い息切れ。こころなしか、軽く空腹も感じる。
坂の手前、建物の軒先の茶色いベンチの上に無造作に置かれたチョコレートの粒が目に入る。1口サイズのキューブ型のチョコレートが、セロファンの上に10数個。それが2ヶ所(ベンチが2つ)。
数も数えず雑に左手のひらで掴みあげ口の中に放り込む。美味しい。甘すぎないちょうどいい味に癒される。脳内が幸福で満たされる。目の前のセロファンの残りのチョコレートも全てむさぼり食うように放り込む。腹が減っては戦はできぬ。息切れもなくなった。

「それ美味しいよ。」後ろから来た同年代の仲間の金髪男にも、もうひとつのベンチの上のチョコレートを勧める。むしゃむしゃ食べていた。

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・時の間(ときのま)
文化部の活動棟の横を通り抜け、その奥の倉庫へとやってきた。倉庫の階段を上がる。三階まで来ると一気に世界が変わる。
ゲーム画面の時計台か歯車が巡る場所みたいな空間。中央に広場、その周りに3方向から上り階段、北側だけそこから更に上階へと続く階段がある。全て木材でできているかのような茶色。広場は円形で、階段部分以外はよくある階段の手すりと縦長ポールの組み合わせのデザインの木材?で囲まれている。

その広場に続く階段のひとつを駆け上がり、広場の中央にたどり着く。ここには記憶収集と敵の情報収集に来た。早速始めよう。

装置の上に上がり全神経を脳に集中させる。身体の深層に意識を潜り込ませるイメージ。………見えてきた。現実世界と同じ広場の中。学者のような服装をした人々が目の前を静かに行き交う。そのうちの1人を呼び止め聞く。何を聞いたかは忘れた。学者の頭の上に吹き出しが出ていた。

3人程に聞いた時、意識がこの場所から離れそうな感覚に陥る。まだ情報収集は終わっていない。なんとか耐えようと更に意識を集中させようとするもうまくいかない。苦しんでいると横から学者の1人が声をかけてきた。「うまく接続させる方法があるのでそれをやりますか?」早速それを試すことにする。この深層世界と倉庫にいる身体の脳内を1本のしっかりとした管で繋げ安定させる感じ。終わり。

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ー最後は微妙なところで終わった。これまだ夢を見ていたい自分と、意識が覚醒しようとしている現実世界の自分との闘いだと思う。まだまだ夢を見ていたいのに夢から覚めかけていて、なんとか無理やり夢を見続けようとした結果、意味不明な最後に。

こういう夢大好物なのでまた見たい。魔術と刀が好きなので。面白かったー!

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。