漫画家の合宿(2020.2.23)

一昨日見た夢

私の家に漫画家が合宿にやってきた。若い人ばかり10人くらいはいて、大半が女の人。男の人も少しいる。
私の部屋で男の人が1人、足を組んで椅子に腰掛けている。インタビュー?取材?に答えているようだ。

今日はたまたまおばが泊まりに来ていたから良かった。これだけの人数、私たち家族ではどう考えても対応しきれない。本当に良かった。
「お風呂にお菓子と飲み物を置いておかないとね」おばが早速ナイスな発想を出す。私は漫画家の人達に家のお風呂があることと「近所に温泉があるので、そちらがいい人は言って下さい。案内します」と伝えた。温泉は徒歩圏内にあるので歩いていってもいいし私たちが車で送ってもいい、それも自由にしてくれと伝えた。

その日はそれから夜にかけて、漫画家の誰にも会わなかった。作業部屋として貸した2階の部屋から出てくる人を1人も見かけなかった。全員漫画を描く事に熱中していたのかもしれない。静かだった。
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次の日は、朝からピアノの音で目が覚めた。
前日に「ピアノを弾くことが趣味だ」と言っていた少しほかの人たちよりも年上の女性が、居間にあるピアノを弾いていた。漫画家全員が起きてくるまで弾くつもりだろうか、目覚ましがわりのつもりかもしれない、色々な曲を演奏している。
そのうちその音で漫画家が起きてきて、全員揃ったところで朝食を食べた。私たち家族と漫画家は時間も食べる部屋も別で、漫画家達は居間で食べた。料理上手のおばが作った一皿なので、味は保証できる。パンと目玉焼きとサラダだったと思う。私はその皿配りを手伝った。
漫画家達が食べている様子を見ていると、1人小学校の時の同級生を見つけた。あれはKMさんでは。食事後の自由時間に話しかけると、確かにそれはKMさんだった。

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その後、ふと私の部屋を見てびっくり。夕方には西日が当たる方角の障子一面に、この合宿に参加している漫画家全員からの寄せ書きがあるではないか!それぞれの人達が描いている漫画のキャラクターや、一言コメントにサインの数々。
素敵な落書き、いや寄せ書きに嬉しいやら驚きやら。スマホで写真を撮りながら、これ西日で焼けて消えたり薄くならないだろうかとオロオロした。

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昼前に漫画を描く参考にと街中を散策。昼はおすすめの店を教えてと言われたので、散策場所から近い食堂とラーメン屋を教えた。それぞれ数人ずつ入っていった。
私は家で食べようと、ここからは距離があるが家の方へ歩いていく。その前を歩く合宿参加者の女性が1人。同じ方向に行くつもりは無かったが、たまたま私の進む道と彼女の行く方向が同じだったらしく、私はストーカーのように一定の距離を開けて彼女を追ってしまった。その人はよく見るとまた見覚えのある顔で、これまた小学校の時の同級生でMIさんである。彼女の家に着いたのか、彼女はある戸建て住宅の中へ入っていく。

しかし驚いたな、同級生のうち2人も漫画家がいるなんて。それが同じ場所で合宿に参加しているという偶然。そう考えながら終わり。
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ー漫画家の寄せ書きが貰えるなんて……実際にあれば家宝にします。

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。