ミッション(2020.3.7)

先週土曜日に見た夢
駅伝×RPGの世界みたいな

小学校?の運動場。複数人で交代しながら走るイベント?をしている。
走って帰ってきた人とタッチを交わしてMさんがスタートした。運動場のトラックを一周してから外に出ていった。Mさんが帰ってきたら次は私の番だ。私は12kmの予定で、これまで10kmを超えて走ったことはないけれど今の自分の体力ならば大丈夫だと思った。

Mさんは9kmの道のりを1時間か2時間で帰ってきた。(時間は曖昧、確かこれくらい)Mさんと手を交わした後、私は走り始めた。

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ところでこのイベント?では、それぞれの人に2つ能力が与えられている。
私の左手には弱い雷魔法を起こす力。右手には自らが刀を使った時の対人戦の実力を任意の人にコピーする力で、手のひらに人型の紋章が描かれている。刀の腕前はまあまあでも、コピーした相手が自分に襲いかかってきたらどうしようと思う。なんて微妙な能力なんだ。上手く扱うことが出来れば強そうだけど、それはあまり自信がない。
走りながら頭の中で考えて、ため息をついた。

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外に出ていくらか行ったところに、必ず寄らなければいけないポイントがある。ゲームの中の、小さな村の中を探索するイメージ。
その世界への入口の扉と大きな洋館が見えてきた。
扉の前では韓国人男性アイドルグループ風のイケメン10人が、走ってくる人を待ち構えている。全員背が高く細身で、灰色や白や黒のスーツを纏っている。全身からイケメンきらきらオーラが出ている。何をされるか分からないため警戒して近づくと、意外にも大歓迎された。
扉にぶら下がった木のプレートに今回のミッションが書いてある。5つ程の素材名が列挙されていて、(〜〜草、)それを集めてくること・それらの在処については2人いるうちの気の弱い方に聞くこと・とある素材を調合してもらうこと、など細かく書かれている。このプレートは持っていけず、内容はここで覚えていくしかない。イケメン達も私の周りを取り囲み、一緒にミッション内容を見ている。そうだ、頭文字で覚えよう。「石×石と岩!よしOK!」洋館の中へ入っていく私をイケメン達が笑顔と心配顔で送り出してくれた。

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木造の建物で扉脇に階段がある。階段の上の中二階の空間で、小人の男が木のバケツを抱えて動いている。それを横目に見ながら奥へ進むと外に出た。
ピンク色の着ぐるみを着た女の子小人を見つけ捕まえたが、気が強いので手放す。少し向こうに気の弱い方の小人を見つけて話を聞く。「ごめんなさい、ちょっといいですか」とまず最初に調合してもらう素材のことと、それを調合してくれるおじさんのことを教えてくれた。
おじさんを探す途中で小屋に入り、素材のひとつの氷をそこにいた小人から貰う。割烹着を着て作業中のおばさんとお姉さんから貰い、服の中に入れる。「他のものを集めているうちに溶けてしまうだろうに」と言われたが「大丈夫。サッと集められるから!」と返してその場を後にする。この時には既に気の弱い小人とは別れていた。

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また外に出て、丘に続く坂道を登りながらおじさんを探した。確かこの坂の上がおじさんの家だ。素材を調合してもらうと坂を下り元の場所へ。

その間に、他に何を集めればいいのだったか完全に忘れてしまった。
目に入ったアナログ時計を見ると13時前。11時頃から走り始めて早2時間!もっとサッと終わらせるつもりだったのに、なんでこんなにかかっているのか。Mさんの時より、ややこしいミッション内容なのか。昼ごはん食べ損ねたー!!と心の中で叫んだ。
それよりも、何の素材を集めるのだったっけ。左手の雷の力は微弱で、手に纏わせて遊ぶには楽しいけれど、この素材集めでは役に立ちそうにないじゃないか。右手のひらの人型の紋章は汗で消えかかっている。これもだめだ。
そもそもあの気の弱い小人と一緒に動けばよかった。どこ行った。気の弱い小人を見つけた場所に戻る。

物見小屋の下に知り合い(反●隆史似)を見つけ、洋館扉のプレートを見てきて欲しいと頼んだ。彼は「任せろ」と見に行ってくれたものの、少しして携帯で連絡するといつまでも待機コールが鳴るばかりで出ない。他の人に助けてもらおうと電話してみたがそれも繋がらない。電話はだめなのか。

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その間も時間は経ち、洋館に入ってから4時間経った。まだ素材名は思い出せない。もしかして、この世界では4時間でも元の世界では1時間ぐらい、とかそういうことか?
最初から、出会った小人達に色々と命令して動かせばよかったか。でも私には無理か。下では動けてもリーダーになった途端何も出来なくなるタイプだからな。非道になれない。じゃあどうすればよかった?ああと嘆きながら終わり。
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ー韓国人イケメン達に手伝ってもらえばよかったけど、それはNGだった。自分の力でどうにか解決しなければいけない、みたいな。

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。