検査入院・放課後の魔法(2020.8.10)

先週月曜日に見た夢2つ
暑い暑いと書く気を無くしていたら10日も前

・検査入院(1つ目)

病院に検査入院をした。
どういう流れか、最近よく腹痛があるから元々の予定の検査ついでにがん検査もすることになった。今日はその検査の前日。さっきトイレで生理が始まってしまったけど、明日の検査大丈夫か。

昼ごはんは食堂で集まって食べるらしい。おばさんと話しながら食べた。

その後1人になりたくて、中庭の建物が入り組んでいる場所にふらふらと歩いていく。病棟の中にいてはどこにいても1人になれる場所はない。左右にそびえる白い建物。ここなら誰も来ないだろう。
……もし、がんだったらどうしよう。こんなことで、まだ死にたくないのに死ななきゃいけないのか。嫌だな。はあ……。
とぼとぼと歩きながら気持ちは沈んでいく。

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翌日。
医者が迎えに来て、昨日食堂で話したおばさんや他数人と廊下を歩く。1階玄関ロビーのエスカレーターの下まで来ても、不安で不安でたまらない。
玄関ロビーの青いガラス壁と床の水晶のような輝きとは裏腹に、私の心は晴れないまま。

がん検査が終わり、別室でラミネート加工された、簡単ながん進行度説明表を見せられた。患者用なのかポップで可愛らしくわかりやすいイラスト。左から0ー6か7くらいまでの数字と血管がガタガタになる図?が描いてある。血管らしいものは、だんだんと水滴が弾けていく様子を表した絵にも見える。
医者?看護師?検査技師?わからない。対面の人は、それを指で指しながら「良くて1、悪いと2、3、4ぐらいかもしれません。今はそのぐらいしか分かりませんが0ではないのは確かでしょう」と言った。
「はあ」何となくそんな気はしたけど、やはり0ではないのか……。終わり。

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・放課後の魔法(2つ目)

放課後の教室?に残ってなにかしている。
そうだ、あれを確認しておこう。外に出て頭の中で仮想空間をイメージした。

ふたと注ぎ口を外した水筒に、横から手のひらをめいいっぱい広げてかざす。よし。しばらくうんうんやっていると中から細い煙が出てきて、そのうち火がついた。水筒はもうどこかへ消えた。さらに小さな火を大きくして、繋げて火の輪にすると手の上で浮かせて回す。ちろちろ揺れる炎。
次は水だ。水滴を思いつく限りたくさん出して遊ばせていたら世界が広くなり、仮想空間ながら現実にそこに存在しているかのようになった。水滴はあとは自由に踊らせた。
空に目をやる。黒い雲をひとつ。どんどん大きくしていって空が雨雲に覆われた頃、雷が落ちた。雷の魔術も大丈夫そうだ。小さな黒い雲を大きな雨雲へと成長させると同時に、風はそよ風から身体があおられるほどの強風に変える。
パチッ 指を鳴らすと一瞬で全て消え、青空になった。今度は無数の小さな雲を空に向かって背を伸ばすビル群の間に、もこもこもこもこ…………。できるだけたくさんはわせて青空を白く埋めていく。

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現実に戻ってきた。
机に戻ると、手元には、とうに1週間も渡す予定日から過ぎた縦長長方形の茶封筒が2つも目に入った。宛名の横に〇月〇日予定(日付忘れた)と書いてあるのを見なかったことにした。
もう、少し前みたいに仲良く遊びに行くなんてできないのかな。一時期よく遊んでいたのに。隣でもくもくと作業する男の子と他の男女友達グループを思い浮かべながら思う。まあもともと寄せ集めだから無理なのかもしれない。終わり。
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ー検査入院のほうは変なところがリアルな気がする。がんになるかもしれない夢なんて。

2つ目の魔法を使う夢は楽しかった。現実では指鳴らし上手く出来ないのに。夢の中みたいにパチッとかっこよく鳴らしてみたいな〜。

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柊りお
目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。