夜更かしとアイドル(2020.3.27)
昨日見た夢
フラフラする。白いベッドに腰掛けた私の腕に、顔見知りの女性看護師が点滴の針を突き刺す。言われるがまま横になる。
「こんなに毎日夜更かしばかりするからだよ」そう言いながら紙を手渡された。その日私がスマホでネットに接続した最終時刻が、上から順に1週間分、淡々と書かれている。見ると夜中の1時や2時が多く、ときには4時台の日もあった。4時台まで起きていた記憶はないけれど、記録がそう言っているならそうなんだろう。
「もっと早く寝ないと身体が持たないよ」看護師にため息混じりに諭される。何も言えない。
(その後点滴が終わって外を見て、同年代男女数人で部外者立ち入り禁止の場所に入って隠れて遊んだりしたはず。ここは忘れた。)
.
私はとあるアイドルグループに所属している。男女混合のグループではあるが、女性らしさを前面に出したものではない。どちらかといえば男性的な。
私は、耳の下に少しかかるぐらいの長さのボーイッシュな髪型。活動中の一人称は「僕」。(近いイメージとしてはジャ●ーズの中の1グループのような感じ)
今日は、公開収録の日。場所はスタジオかコンサート会場か定かでない。
よくある、箱の中のくじを引いて出てきたお題に沿って答えながら話が進む企画もの。僕の番が来て、盛り上がるみんなの前で、僕もドキドキしながら箱の中に手を入れる。
いざ引いた手の中の黄色いパネル紙には「●イプされそうになった時どうする」みたいなことが、でかでかと書かれていた。
手に握るマイク越しに「はああ?」と言ってしまう。「ふざけんな!誰だよこんなの入れたの!言っていいことと悪いことがあるだろうが!なんだよこれ!」その声に仲間のひとりでプライベートでは僕の彼氏でもある男性が、驚いて、寄ってくる。「身内に3人警察がいるから呼んでやるよ!生活安全課と刑事課と〇〇課(忘れた)がいるんだよ。生活安全課か刑事課がいいか?ああ?どういうつもりなんだ!これはよ!」客席の右側にある通路を歩きながら怒鳴り散らす。口から出る言葉が止まらない。
僕の持っているお題パネル紙を見て、ファンの人達も同情してくれているようだった。僕が怒鳴り散らしたせいか、公開収録はお開きになった。
.
楽屋に帰ってきても興奮が収まらない僕を、彼氏が抱き寄せ「大丈夫だから」となぐさめる。公開収録の見学に来ていた昔馴染みの友達のUさんも、話を聞きながら落ち着かせてくれた。……はあ、やってしまった。
楽屋では、他のグループ?の女の子2人が貧血と心臓病で倒れて救急車で運ばれていき、その片方さきちゃんが亡くなったと連絡が来た。
.
仕事帰り、彼氏と買い物に出かけた。
ちょうど今はバレンタインデーとホワイトデーの間ぐらい。色々悩んで彼氏にチョコを買う。そこにはUさんもいて友チョコだからと私の好きなチョコを買ってくれた。また今度Uさんにもお返しにチョコを買って渡そう。いつものお礼もかねて。終わり。
.
.
.
.
.
ーいや〜今まで、あんなに夢の中で怒鳴り散らしたことないね。変な主張だけど。
4時台まで起きたことは1度もない。
Uさんと私は恋のライバルではなく、本当に純粋な昔からの友達といった感じだった。