移住地にて(2019.7.31)

今日見た夢

空に浮かぶ飛行船?の中、今日は太陽が眩しい。様々な天変地異に襲われるなか、人類が地上から空中に生活拠点を移し始めたのはいつだったか。今や、特に裕福でなくても集落単位で飛行船の中で暮らすことが当たり前の世界になっている。

突然飛行船が揺れる。激しい揺れ。窓から外を見るとなにやらクラゲの魔物のような巨大な生物が飛行船に張り付いている。そのあまりの力に飛行船は制御不能になり、気づけば地上に墜落していた。

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飛行船はぐしゃぐしゃに壊れたけれど、中に乗っていた人間は誰一人として怪我もしていない。というかこれタイル張りだったの?レンガ調の外装が見えた。
この大きさの中によく集落全員入れたな。空間拡張法か、納得。

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ひとまず飛行船に乗っていた者全員、ここで生活することにした。
ちらほら空き家があるので適当にそこに入る。私たち家族が入る建物は東側に山々がある。

入って早々、東南東の方向から黒煙が上がる。噴火か?こんななんでもない普通の山なのに噴火?マグマのような粘りのある液体が私たちの住む家目掛けて流れてくる。考えるより先に机の上にある家族全員分の薬箱だけ掴んで逃げ…思ったよりマグマの速度が早い。もう目の前まできた。とにかく赤い。

ここでふと思いつく。マグマに元の場所に帰ってもらえばいいじゃないか。頭の中で、マグマが来た道を逆再生するように戻る様子をイメージしながら念じる。すると面白いようにその通りマグマは引いていった。
安心していられたのもつかの間、今度は山の中腹にある池が決壊した。が、冷静に頭の中で池に留まる水をイメージして念じると、先程同様、流れ出た水は何事も無かったかのように池におさまった。これはいける。

外の様子を見に行っていた家族が寒い寒いと震えながら帰ってきた。つられて外を見るとつい数分前の風景とは180度様変わり。一面に生えた草に雪の粒が吹き付ける。さっき決壊した山の池も見る見る間に凍りつく。
地上はこんなにも安定しない空間になっていたのか。雪を止めることは出来なかったが吹雪になることだけは阻止できた。

雪が止むと今度は山の至る所から水が噴き出してきた。そういえばこの建物の真横の位置にちょうど小さい水量の少ない滝があった。気になりそちらに目をやると、やはりというか…どんどん水かさを増してしまいには濁流のごとく川から溢れて流れていく。さきの池はまた大決壊を起こしているし、その横の崖からは水が滲み出ていて今にも崩れそうだ。

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これは治水するしかない。
そう思い立った私は早速、まず頭の中でこの地区の山から湧き出る川をイメージする。今いる建物を起点に徐々に視野を広げていく…あった。細い川が3本か。これでは心許ない。碁盤の目のように地区中を縦横に走る水路を作ろうか、でも水かさが増した時に処理しきれないかもしれない、この案は却下。中央に幅の広い川を1本作って周りにその川に流れ込む小さな川と水路を…まあいいや。

さっき考えた案のど真ん中に、とりあえず大きい川をドーン。山から海の方へ向かって田んぼを潰しながら川を拡げていく。今ある川の何倍もの広さ(イメージは吉野川)。

うんなんとなく上手くいったし、他の人がいる建物も邪魔することなく出来た。突然目の前に大きな川が出来たことに驚いている人もいるがまあ許してね。私たち以外の他の人も当面の間ここで生活するために歩き回ったり話し合ったりしているのであった。
しかしマグマや池の水を操る時とは違って消費が激しいようだ。そらそうだ。規模が違う。息切れが止まらず喉の奥からヒュウと音が聞こえる。でも達成感はある。これだけ治水すれば大丈夫だろう。終わり。
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ーこんな力あったらおもしろいな(笑)
久しぶりに夢の中で色々好きに展開を動かせて楽しかった。

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柊りお
目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。