動かない腕(2020.3.28)

先週土曜日に見た夢

坂の上にある馴染みの店に、父と2人食事に来た。食べ終わってひと休み……いててててて!まっすぐと真上に伸ばした右腕がびくともしない!伸ばしたまま突っ張って、どんなに下ろそうとしても動かず、それどころかじっとしているだけで痛い。
ヒィヒィ言っていると、店の主人が店の隣の病院に連れていってくれた。

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レントゲンかCTを撮る。診察室で腕を伸ばした哀れな格好で、医者と向き合う。白い液晶に貼り付けた写真を見ながら「これはね、手術すれば治ります」と言う医者。腕と肩の関節の接する部分、骨の両端が黒ずんでいるように見える。「傷んでこうなっているんですよ」と言われた。私もこのままでは帰れない、その場で手術をお願いした。

手術台の上で寝そべる私の所へ、早速執刀医がやってきた。ドラマ「ドク●ーX」の加地先生が治してくれるらしい。先生はあのドラマの中と全く変わらない雰囲気の、少し脱力した優しい笑みを私に向けた。
麻酔薬の入った注射器を手に「部分麻酔にするけど怖かったら眠ることもできるよ。どっちがいい?」と聞く。「いや大丈夫です」私が曖昧に答えるのを聞いてか聞かずか。先生は天に向けていた注射針を私の腕と肩の関節の間付近に突き刺した。
全身の筋肉の力が抜けていくような感覚。半分寝かけている私を見ながら「これ人によっては眠くなることもあるんだよね。大丈夫、麻酔が切れたら治るから」などと言い、注射針を刺した付近に何回もメスを当てる。麻酔がちゃんと効いているか確かめているらしい。メスが触れる感覚はするが全く痛くない。……その部分どころか身体の他の部分にも力が入らないけど、大丈夫かな。

手術が終わり、待合室の椅子に座る。看護師さんに言われるがまま腕を上げ下げすると、いつものように普通に上げ下げ出来た。痛くもない。よかった。一時はどうなることかと。

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病院を出て、父と2人自転車で坂を下る。父の後からついていく私は、自転車のハンドルを器用に下から握っている。これでも結構普通に走れるもんだな。それより何より、腕が痛くないから良かった。
坂の下の十字路の交差点で信号に引っかかった。青になると同時に目の前の横断歩道を渡る。すぐに右に折れてまた横断歩道を渡る。それを繰り返すこと計4回。なぜか十字路の交差点を一周した。終わり。
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ーどんな手術なんだ。

昨日今日も2日とも三本仕立ての夢を見て、特に今日のは変で面白かったのに忘れた……。今日の3つ目は自分は男で仲間についていく話だった。

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。