同級生と大量の郵便物(2020.5.4)

一昨日見た夢

店で買い物をしていて同級生を見かけた。それから目的の広場に行く途中にも同級生とすれ違う。
目的の広場は小高い丘を開いた土地にあり、自然の中に突然現れた集会所のようにも見える。自転車を適当なところに放置して茶色い土を蹴飛ばしながら広場に足を踏み入れると、またしても同級生に出会った。今日はやけに同級生に会うな。

最初の催し物が終わった。
次のメインイベントまで何時間か間がある。広場を囲うように配置された白いテント。テントの下でぼーっと待つのもな。露店でなにか買って食べている人がいたような、いなかったような曖昧。

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翌日
そろそろあのハガキは来たかな。
家から門に取り付けているポストにたどり着くまでの間に、ハガキが1枚落ちていた。やっと来たのか!拾う。あっ違う。
がっかりしながら、ポストを開ける。大量のハガキや封筒がポストの中から落ちてくる。入りきらなかったのか溢れたのか、道にもたくさんの郵便物が落ちている。なんだよこれ。

郵便屋さんのバイクは裏の家の外に止まっていて、その手に大量の郵便物を握っていた。南側の他の家のポストもパンパンじゃないか。大量の郵便物はうちだけじゃないらしい。

いつものように、自分の家のポストに入れられた郵便物をひとつひとつ確認する。「これうちのじゃない」「あれこれも違うじゃん」苗字が似ているものから全くかすっていないもの、住所違いもある。「そこにまだバイクがおるけん、早く早く」
家族に促されるまま、「すいませーん」と叫びながらバイクの元へ急ぐ。私は走れないので、自分が出せるだけの精一杯の早歩きで追いかけた。

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うちから3件先の家の門の前。配達間違いの郵便物を手渡す。郵便屋さんは再配達の伝票を作り始めた。「いやいや今渡すだけだから、そんな事しなくても。今日は数が多いですねー」つい私がそう言うと、郵便屋さんは苦笑いしながら伝票を切るのをやめた。

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すごい量の郵便物の仕分けのお手伝いが出来ないかと、郵便箱の中を見せてもらう。

何枚かうちの家宛てのものがあり拾い出す。なかには、住所がむちゃくちゃなもの、たとえば2つの都道府県名を合体させたものや、「千葉市徳島郡ーー」といった実在しない地名が書かれているものがあった。
父の職場の名前をでかでかと書いてあるハガキは、差出人がどう見ても有り得ない相手だったが内容は凝っていた。裏面は薄い黄色の背景に泡を散らばせたファンシーなデザイン。その中央から下にかけて薄いピンク色の小さな文字で文章と架空の会社名、差出人の名前を書いてある。これどうしよう……。とりあえず引き取るか。
次のこれは……宛先が千葉市。いやなんでよ。

自作創作イラストをポストカードにしたと思われるイラストまでたくさん入っている。宛先差出人どころか消印も押してないのになんでここにあるの。郵便屋さんによると、それはおそらく、イラストの作者が間違えてポストに投函してしまったと思われるが、誰のものか分からないのでどこにも届けられず捌けず困っているとのこと。
うん?これ見たことがある。Yさんのじゃない?そうそう、この特徴的な色使いと、この何度見てもクギ漬けになる描き込まれた眼はまさしくYさんのものだ。10枚以上はある。裏の家だからポストに入れといてあげよう。「これこないだ、ポストカードを間違えて郵便ポストに入れてしまった……って嘆いていた知り合いの絵なので返しておきます」束ごと一掴みにした。

ん?Yさんのだけ掴んだつもりが他の人のポストカードまで。って後ろから邪魔している人がいるからか。せっかく分けたものをぐちゃぐちゃに混ぜ返している人が1人。黒ずくめの人で顔もよく見えない。私の横腹の脇から腕だけ差し入れたり抜いたり、コソコソと何回も繰り返している。雰囲気からしてここらでは見かけない人だ。気味が悪いな。

邪魔されながらもまたYさんのポストカードを集めて、郵便屋さんに別れを告げた。今度は……大丈夫。他の人のは入っていない。

うちの家宛てのハガキ数枚とYさんのポストカードを持って歩きながら、あれ私Yさんの家知らないのにどうするんだろうと思う。まあTwitterのDMで聞いて送ればいっか。終わり。
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ー同級生に会うほうは男女色々な同級生に会った。広場で何をしていたかは忘れたけど何か催し物をしていた。翌日の大量郵便物事件は、もうむちゃくちゃすぎて夢の中でもいやになった(苦笑)

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。