花火大会・教室移動(2019.10.26・27)
土日に見た夢
・花火大会(10.26)
朝起きると、床一面のぬいぐるみに出会う。寝室のベランダから室内の床にかけて大量のぬいぐるみが転がっていた。毛が長くふわっふわの犬やうさぎたち。ピンク色・黄色・黄緑色…のパステルカラーで、小さいものはなかった。
パジャマ姿でベッドから起き上がりその可愛さに思わずひとつ抱き上げる。
うさぎのぬいぐるみと目が合った。青い。ふと見ると全てのぬいぐるみたちの目が青く光っているではないか。青色LED照明のようにはっきりとしていて気味が悪い。
そこへどこからか銀色の身体のロボット(顔は縦長長方形で身体も縦長)がやってきた。「このぬいぐるみたちを作ったのは私です。」と入ってきた彼は「誤ってぬいぐるみを飛ばしてしまったから探しにきました。」と淀みなく言いながら、そこら中に散らばった大量のぬいぐるみを拾い上げて去っていった。
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さて明日の夜は近所で花火大会がある。
この家がある住宅地に並行して流れる川の向こう、高台の2車線の道路から打ち上げるらしい。2階のリビングの窓からもその川向こうの道路が見える。行き先表示の青い標識の下で準備をする人達の姿が見えた。
双眼鏡で見ると青い標識が風でパタパタ上下に動いていた。のぞいているうちにも、標識はぴらっと上に上がってまた元の位置に戻ってを繰り返す。元に戻った時に行き先の文字が見えて、それでやっと打ち上げ場所がどこなのかはっきり分かった。ああ。あの行き先標識のあるところか。
今日は朝からあいにくの雨。大雨ではない。双眼鏡で見ているうちに日が差してきた。これなら明日いけそう。
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次の日。朝から雨風が強く天気は荒れている。
倉庫の中から外を眺めながらこれはダメだなと思う。近所の3歳の子がいるお姉さんは友達家族と連れ立って花火大会に行く予定にしていたらしく、外を見て「花火大会は無理だね。来ないように電話してくる。」と諦めた顔で帰っていった。私も友達と夜出かけることを考えて前の日の夜からわくわくしていたのに、本当に残念だ。
と思いながらしばらくすると風が止んで晴れてきた。やっぱり出来るかもしれない。いやどうだろう。ころころ変わる天気に翻弄される。花火大会をやったかどうかは分からず終わり。
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・教室移動(10.27)
(全員中学生ぐらい)
教室で椅子に座り、友達が私の机を囲むようにして賑やかに喋っていたところ暗転。
気がつくと見たことがない教室に机ごと移動させられていた。机の周りにはさっきの陣形のまま、しかし打って変わって無表情の友達が立っている。私が気がついたことを確認するとそのまま無言で教室の外へ出ていった。え?
どうやら、記憶が無い間に友達の手でここに運ばれてきたらしい。
周りにいる子達の話では、障害のあると判断された子や身体が弱い子はこの教室に運ばれるのだそうだ。みんな普通そうに見えるのに意味がわからない。いわゆる特別学級らしい。あらためて周りを見回すと今までいた教室と変わらないぐらいの人数はいて、何も変わりなく見えた。
隣の席のやましたくんが優しい口調で「ねえ寝ている間にわーわー喚いていたよ。大丈夫だった?」と声をかけてくれた。「ありがとう。大丈夫。」
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授業が始まる時間になったのか、男の先生がやって来た。25分してチャイムが鳴って終わった。次もその次も25分。
黒板の隅に今日の時間割が書いてある。休憩が長くとれるよう25分授業らしい。集中力の切れるタイミングで休むのか、身体に負担がかかり過ぎないように短い授業なのか。どちらにせよ、ついさっきまで50分授業を受けていたので物足りなく感じた。
休み時間、窓際に見覚えのある顔を見つけた。しばらく顔を見ないと思っていたのにこんなところで会えるとは。小学生の時仲が良かった彼女は、昔と変わらず、色素の薄い肌に焦げ茶色の髪の毛で少し顔色が悪かった。記憶にある通りの姿で安心した。小さい頃から身体が弱い彼女は、中学校ではこの教室に割り振られていたようだ。向こうもこちらに気づいてお互い再会できたことが嬉しくて、その休み時間のあいだ2人で喋った。
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昼1番の授業、国語担当の男の先生がやってきた。けれど生徒もその先生も「普段は(クラス)担任の先生が教えていて、やり方や進み方が違うから分からない。」とか何とか言い、結局遅れてやってきた担任の先生が国語の授業をした。
他のクラスでは教科担任制で授業ごとに先生が変わるが、この教室では普段は担任の先生が全教科教えているらしい。結束力?良い意味での優しさ、一体感がこのクラスにはあるようだ。
最後の休み時間、突然先生が全ての窓という窓を開けるように言う。天井に近い小さい横長の窓は机の上によじ登って開け、他の窓も全部開けた。
学校に「爆弾が仕掛けられたと連絡があったから。」とかなんとか。終わり
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ーぬいぐるみは目以外は可愛かった。青い目からビームが出るんじゃないかと思ったぐらい意思のある目だった…。