入れ替わり(2019.10.9)

今日見た夢

集団作業?部屋に集められた人々は、めいめい好きなことをして時間を潰す。

私は十字に折り目を付けた半紙に「和光殿」と何回も書き直している。なんでその漢字なのか。なんの意味があるのかは知らない。私はこれを納得いくまで書いて仕上げたい。ただそれだけを考えて、こないだからずっと書いているけれど、うまくいかない。丸めたゴミばかり増える。
左隣の女性は絵を描いている。明朝体のレタリング文字を描くのがプロレベルに上手い。今も紙いっぱいに縦書きで書いた2文字の明朝体(単語だった忘れた無念)に絵の具で色を付けている。背景は全体的に灰色で、1文字目の上半分の背景だけは深い緑色、緑に黒を混ぜて渋くした色を塗っている。2文字の明朝体はまだ鉛筆書きのまま。

彼女のようなオリジナリティのある才能が私にも欲しいなと思う。

創作に夢中で取り組んでいるだけなのに傍から見れば異端者のように見えて、心療内科を勧められてしまうような、そんな人でなきゃこんな画は作り出せないんだろうなと思う。
「創作をしている人が家族に心療内科に行かされて薬を飲み始めたら、頭の中から創作世界がきれいさっぱり消えてしまい創作が出来なくなった。全く何も浮かばなくなった。」

ーそんな話を聞いてから、そのぐらいの人でなきゃ創作にのめり込むことは出来ない、突き詰めることは出来ない、それ以外の人はそこまで素晴らしいものを作り上げることが出来ない、不可能である。なんて考えるようになった。

こんなもやもやした気持ちで書いているから、いつまで経ってもこの字も完成しないんだろう。

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場面変わる
家で作った植物の寄せ植えを持ってきた。これを売るという家族に、愛着があるから嫌だという私。しばらく粘っていたけれど、うどんに釣られてその場を離れてしまった。

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場面変わる
目が覚める。頭がずーんずーんと痛い。上半身だけ起こして、目線と同じ高さにある長机の上の開きっぱなしのパソコン画面を見る。日記は9月16日が最後。今は10月。そんなに久しぶりなのか。9月14日…12日…11日…日記の日付が書かれている付箋をなんとなくクリックして遡る。
まあいい。ベッドから抜け出す。10畳程の部屋、ベッドの反対側の壁際には畳の上に敷きっぱなしの布団が1組。私はベッドが好きだけど彼女は布団が好きだから、あれはあのまま置いておく。
さて描くか。外は天気が良くて明るいけどレースカーテンは開けない。

ベッドから降りて動き出そうとしたら、外から10人ぐらい見知らぬ女がやってきた。1人が奥を指さして「あそこ見てもいい?」って聞くから通したのが間違いだった。
ベッドに押し戻されてなんやかんややかましく言われたけど、身体がそれを拒絶するように耳には何も入ってこない。ああ頭が痛い。息ができないくるし 終わり。

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ー夢の中でベッドで目が覚めた時、明らかに違う人間が目を覚ました感じがあったのでこんな書き方にした。
パソコンで日付が飛び飛びの日記を読んだり、畳の上の敷きっぱなしの布団を見てあれは私のじゃないけどあの子は布団が好きだからと感じたことからも、字を書いていた彼女とこの彼女は同じ身体の中の別人格かなと。場所は…コンクリート壁だったし病院かもしれない。

現実で起きた時も頭がずーんずーんと痛くて全身の筋肉も凝り固まって痛かった。寝相わる。こんな夢初めて見た。

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。