空港で(2019.6.15)

昨日見た夢

高1高2の時の担任の先生(女性)と父と私の3人でどこかに旅行に来ているらしい。私は中学生ぐらい。
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ここは空港。
3人分の航空券を買ったところ、1人だけ翌日発の便になってしまった。父が明日仕事があるので3人で今日中に帰るつもりだったのに。明日仕事の父だけ1人先帰り、先生と私は2人で空港内の宿泊施設で1泊することにした。2人分の航空券はまた明日買い直すことに。

ところで私はこの旅行に2万円持ってきていて、さきの航空券を買う時に1万円札を崩したので財布の中が心許なくなってしまった。これで今日1泊するには不安だ。すでに飛行機に乗り込んでいる父に1万円貸してもらうことにした。

機内は3列シートが2つ並んでいて父は左側の前から10列目ぐらい通路側に座っている。父の財布を勝手に開けて1万円札を探すも、新聞をお札型に切り抜いたような紙がでてくること2回。なんでこんなもの入れてるのと思いつつ3回目、やっと1万円札を手にした。
さて外に出ようとしたが時すでに遅し。飛行機は離陸に向けて、搭乗口から直線の滑走路に向かって動き始めてしまった。たまたま前から歩いてきた華奢な作業服姿の男性職員に「降りたいから引き返して欲しい。」と頼んで引き返してもらった。

1度搭乗口を離れた飛行機が引き返してくるなんてそうそうあることではないため、搭乗口付近では何が起こったのかと多数の人がこちらに集まってきている。ハイジャックでもあったのかと。
それがまさか中学生ぐらいの女の子が1人手にわずかなお金を握って降りてくるとは驚きを隠せない。そんな困惑の表情をしていることがこちらにも伝わってきた。
その場から逃げるように足早に空港内の宿泊施設に向かって歩いた。

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人がまばらな廊下で、改めて手の中にあるお金を確認する。1万円札1枚を持ってきたはずが手の中には1万円札と5000円札が1枚ずつ。しかも5000円札は今世の中に出回っていない旧札だった。
父は旧札を置いておくことに少しだけ興味があるので、財布の中にこのような旧札が入っていてもなんら不思議ではない。もったいなくてこの5000円札は使えない。そもそも1万円札1枚を貸してもらうつもりだったのでプラマイゼロってことで。

気を取り直し部屋を探して歩きだそうとする。前から品の良さそうな中年の夫婦が歩いてきた。灰色と白に少し控えめなラメが入ったジャケットを着たおじさんは私の手元を見て
「大丈夫大丈夫。これから頑張ればいくらでも手に入るからね。気にしなくてもいいんだよ。」と言う。
さきの騒動を強盗騒ぎか何かと勘違いしているのだろうか。落ち着いた声色で温和な表情を浮かべながら言うおじさんに適当に愛想笑いを返してその場をやりすごした。
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部屋は先生が取ってくれていて、先生は床に布団を2枚並べて敷いて横になっていた。布団を2枚並べるといっぱいいっぱい、隅にブラウン管テレビが1つあるだけの簡素な部屋だった。私も布団の上に座り落ち着いたところで、急に父が無事帰れたのか不安になり電話をする。ハイジャックにあっていないか、飛行機が落ちたりしていないだろうか。「今家にいる」と聞いて安心した。
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次の日。受付で航空券を買うために並ぶ。
受付横には暇つぶし用の簡単な運試しゲームがあった。私も挑戦したが散々だった。後ろに並んでいる高校生の女の子3人グループがやると何回目かで大当たりが出た。特になにかあるわけではないけれど居合わせた皆が喜んだ。板の上にミニコーンが3×3で並べられていて、スイッチを押すとランダムに色が点滅する、最後に止まった時に中央のコーンが2色に染まっていたら大当たりというもの。上半分が緑に下半分が黄色に染まっていて綺麗だった。

無事2人分の航空券を買った私たちはほっとして待合室の方へ移動した。終わり。
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ー品の良さそうな夫婦は多分大金持ちの人でえらく励ましてくれたのが印象的。はっきり知らんけど航空券ってそんなに安かったかな?1万円札崩せば買えるものなんだろうか。家に帰り着くのもえらい早いから近場なのか。夢にリアリティ求めたらダメだけどちょっと気になった。

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。