包囲・祝い膳・雪の日(2019.11.25・26)

昨日と今日見た夢

・包囲(11.25)

高校生ぐらい。
ここは渡り廊下を渡ってすぐ左側にある教室。廊下のいたるところに紺色の迷彩服を着た人達がいる。

「この教室の中にいる限りは安全は保障され危害を加えられることも無く、争いに巻き込まれることも無く、平穏に過ごせる」という。クラスメイトがそう声を弾ませているのが聞こえた。そのとおり、教室の中は電気がついたまま皆自由に過ごしている。

渡り廊下の真ん中の辺り、右側にトイレがある。トイレに行くのは命懸けなんだろうか。

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あっつ。
ふと自分のおでこに触れてその熱さに驚いた。教室の前方中央の教卓の上に置かれていた体温計で熱を測ってみる。わきに挟んで1分と経たぬうちに液晶に表示された数字は「37.5℃」。あっ。
少し経って2回目「38.7℃」。上がってきた。自覚症状は特にない。それからまた後で3回目「40.2℃」。いやいやそんな。
こんなに急激に熱が上がっているわりに、特にふらふらするとか目眩がするとかそういうことが全くないのが不思議。ちょっと視界がかすむ程度だ。でもこのままではここにいられないからとクラスメイトの手で医務室に運ばれた。(ようだ。)

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翌日。熱は下がりきっていないけれど昨日よりはマシだからと、私は教室に帰ってきた。

中庭に面した教室の窓から渡り廊下の様子がよく見える。クラスメイトの男女4人が連れ立ってトイレに行くようだ。
2人ずつ2列に並んで廊下を進む。渡り廊下に差し掛かった時、彼らはおもむろに懐やズボンのポケットから、黒光りする鉄の塊を取り出した。渡り廊下から少し顔を出して慎重に辺りを確認する。少し腰を落とした4人は背中合わせになると、それぞれの背中を守るように円になり、じわじわと歩き始めた。手元に見えるあれは拳銃か。
それに気づいた紺色の迷彩服達が一斉に彼らに詰め寄る。渡り廊下の向こう側から威嚇するように小銃を構える者、トイレのすぐ側で凝視する者、廊下から鋭く見つめる者、拳銃を手にして4人に向かっていく者、4人を取り抑えようと囲む者。それぞれ3、4人1組で行動しているらしい。

クラスメイトの男子1人が拳銃で撃ち始めた。
改造拳銃なのか?1度引き金を引くとロックされ、全ての弾が無くなるまで撃ち続ける銃のようだ。彼らを取り抑えようとしている迷彩服3人の右肩や腕に至近距離から弾が命中した。僅かに血飛沫が上がる。声にならない声を上げ苦悶する迷彩服達。金髪の短髪男の身体がコンクリートの上に崩れ落ちる。他3人のクラスメイトも拳銃を構えたまま臨戦態勢だ。

教室の中は平和なのに、廊下に出た途端あんなに危険なのか……?昨日熱を出して何も把握出来ていないことが悔やまれる。いやこれはトイレに行くのではなくて、この状況をどうにか突破しようとしているのか?紺色の迷彩服に立ち向かっているのか?

よく見ると渡り廊下にいるクラスメイト達の服は4人揃って土色の迷彩服だった。あれがこちら側の陣営のユニフォームなのかもしれない。終わり。
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ーふざけてるのか本気なのかこれはなんなのか、もう全く状況が読めない。
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・祝い膳(11.26)

「1月1日に神社で振る舞われる祝い膳を食すると、その1年平穏無事に過ごせる」

祝い膳は数量限定で早い者勝ちなので、朝から1人気合いを入れて神社に来て、無事に食することができた。神社のお守り授与所?のカウンターで立ったままいただく。隣にはカップルと思われるダウンを着込んだ若い男女。3人横並びで黙々と食べる。

白い平皿2枚の上に色とりどりのおかず。クリスマスとお正月飾りとおせちを混ぜたような品目。甘い砂糖菓子があるかと思えば直径2cm程のこんにゃくを並べて何かを表しているおかずがあったり、緑と赤のクリスマスツリーを模したようなものなど。よく分からないものの数々。
ひとつひとつの食材の大きさは小さいが全体的には量が多く、お皿1枚食べたところでもう飽きてきた。でもせっかくの祝い膳を残すわけにもいかない。それこそ罰当たりなのではないか。平穏無事どころか苦しみ抜く1年になるのでは!?必死に食べながら夢が終わった。

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・雪の日(11.26)

朝。家の前のアスファルト舗装の道に10cmぐらい雪が積もっていて、そこを歩く。ザクザクと歩きながら、かかとを踏んで履いていた足の甲が見える薄い靴から冬用の防寒ブーツに履き替える。膝下8cm程まで引き上げる。門の前で銀髪長身の彼からビニール袋を受け取る。討伐した魔物の肉の塊。食料にするも良し売ってお金に換えるも良し。大量で重量感がある。とかいう夢も見た。

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。