迷路病院と救出(2019.7.4)

今日見た夢はややこしかった(長文)

入院することになった私(25歳)。この病院の病棟に入るのは約10年ぶりだなと思いつつやって来て度肝を抜かれた。
前と違い、病棟内が出口のない迷路のような複雑怪奇な構造になっているのである。無数の箱を複雑に組み立てたような段差と壁の穴と寝る場所の配置。およそ病室とは呼べない段差だらけの空間とランダムな幅のベッド部分。「各々適当なところに適当に布団を敷いて寝る」という。なんじゃそりゃ。
10年前はスタッフの態度が最悪でしょっちゅう大喧嘩したんだったなと思い出しながら、言われた通り適当な場所に布団を敷いて拠点を築いた。

ふと視界に入った壁の四角い穴から、穴際に座る隣人の姿が見えた。シャツを着た若い男の人か。年が近そう。
もう少し知りたくてのぞき見ようとして怒られる。適当に相手をしながら覗いて納得。布団の上にいるのは彼の妹のようだ。黄色いパジャマ姿の小学生。制服姿の彼は兄で中学生。大人っぽい落ち着いた雰囲気で、言われるまで中学生とは気づかなかった…。背は私より高く170cm以上はあった。

手を洗いに看護師さんに教えられた通りに水道のある場所まで行ったが、ややこしすぎてしばらくは覚えられないと思った。

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場面変わる。
母の運転する車に乗っていて、カーブで曲がりきれずに広大な畑に突っ込む。見渡す限りの畑に何も植わっていなかったので、途中から開き直って畑を突っ切って走っていく。苗を植えるにはちょうど良い具合に耕された土。
と、調子に乗りすぎて20m程下の川に落ちるところだった。車が二足歩行するように後輪で立ち上がった状態ですんでのところで停止。死ぬかと思った。ちょっとでも車が傾いたら眼下の川下へ真っ逆さま。

どうにかして脱出して道を歩いていたら、病院で見た彼に出会う。
なにか切羽詰まっている様子で、聞き出した話によると、彼はこれから拉致された姉を探しに行くという。気になりついて行くことにした。

どんよりした空の下、歩道橋の一角で姉は座り込み男たちに囲まれていた。橋の上からそれを確認した私は彼の背中を押して無理やり飛び降りさせ自分も飛び降りる。歩道橋まで後2、3mの上空で2人の落下速度を調整し無事歩道橋の上に着地。(初めて夢の中で自分以外の人の落下速度を調整したな、と冷静に脳内で考えた)男たちから姉を取り返し階段を駆け下りた。
階段下で男たちに向かってスマホを見せつけながら「今から警察の知り合いを呼ぶ」と宣言、電話。男たちは全く怯む様子もないが、ほどなくして小型バス5台に分譲した100人程の人間がやって来て男たちを攻撃し始めた。私はとりあえず頼りになりそうな学校の先生に電話しただけなのにこんなに援軍が来るとは予想外で。全員某インク塗りゲームのシューターのようなものを抱えてやってきた。その場は援軍に任せて私たちは逃走。姉の救出成功!
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場面変わる。
病院の喫茶コーナーでお疲れ様会。救出作戦ですっかり気を許し仲良くなった私と三人(姉兄妹)。メニューの中から美味しそうに見えたティラミスを注文。

トイレに出かけた。
場所が分からないのでそこら辺にいた50代?男性に聞くと、「ここからは遠いが壁の外に行くと良い。」と言われた。
言われた通り壁に開いた通用口?から出て少し進み、早速迷う。ジャングルジム構造?建設現場の足場の骨組み?のような場所を2m程下へ垂直に降りる。等間隔の鉄筋をいちいち降りていくのが面倒くさくて、途中から一番下まで滑るように飛んだ(降りた)。帰りはここは通りたくないと思った。

それからしばらく複雑な場所を進みトイレに到着。終わって帰ろうとして、はてどうやってここまで来たっけ?うろうろしながらなんとか元いた喫茶コーナーまで帰ろうとするも一向にたどり着かない。

向こうから来た40代?女性に道を聞くと「時間はかからないので協力して欲しいことがある。着いてきてください。」と言われたため、時間がかからないのならと同行。ついた先ではリクライニング式の車椅子に乗った女性の息子や同じ境遇の仲間がいる拠点があり、入口に大型モニターがあった。
女性にいくつか質問された後、「中に入って大型モニターの映像を見ていってくれ。」と言われる。「話が違う。時間がかからないと言うから着いてきたのに。用事があるから帰らせてもらう。」と一方的に告げ、残念そうにこちらを見る女性を残しその場を立ち去る。結局喫茶コーナーへの帰り方は教えてくれなかったし無駄足でしかなかった。

早く帰らなければ。
もうあそこを出発してからだいぶ時間が経っているだろう。ティラミスと3人が待っている。ティラミス!中学生の彼とももっと友達になりたい!足を止めることなく複雑な迷路構造の中を進む。しかし早く早くと焦れば焦るほど今どこにいるか分からなくなり、結局帰れないまま夢は終わった。ティラミス!!!
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ーこんな病院には行きたくないなあ。病人のはずなのにいつも以上に俊敏で意味不明だけど面白かった。
ティラミスはそんなに好きではないけど夢の中のティラミスの写真は何層にも連なるチョコとクリームがすごくリアルで柔らかそうで美味しそうだった。…ティラミスってそういうやつだったよね?
最後夢が覚めようとするのを無理やり引き延ばして、なんとか喫茶コーナーに戻ろうとしたけど駄目だった。

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。