本屋で(2020.7.25)

先週土曜日に見た夢

この夢の舞台は、子供の頃から通い慣れた駅前の小さな本屋と丘の上の図書館を合わせたような場所だった。

現実では。
・図書館は多目的ホール併設の建物の中にあり、分厚いガラス扉に絨毯敷きの床。広くはなく蔵書に偏りはあるが、老若男女の憩いの場。入ってすぐ右がトイレ、左がカウンター、正面に少し何も無い空間がある。
・本屋は学校の教科書を取り扱っている昔ながらの小さな本屋。売り場は狭いけれど町内にはそこしか本屋がない。(そこで本を買った覚えはあまりない。参考書や試験の本は教科書に沿ったものがあったので、それは買った気がする。)
そこは売り場の奥、レジのすぐ後ろに事務所があり、本屋の人が働いている様子が丸見えだった。
「図書館の静かさと入口正面の何もない空間、本屋の売り場続きの事務所」

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前置きはここまで。では夢の話を。

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朝登校前、まだ時間に余裕があるので本屋に立ち読みに来た。多くの人で賑わっている。
少年ジャンプ系の漫画はどこだったっけ。青年誌の前を通り、ライトノベルの棚の前を通り過ぎて、右端の壁際の本棚にあった。気になる雑誌と単行本を急ぎ足で読む。

読み終わって壁のアナログ時計を見ると、9時13分。あっ遅刻。

手の中の漫画を置いて入口へと歩く。本屋入ってすぐの何もない空間に、同級生のHくんがいた。
「もう遅刻だよ。そろそろ行こう」「いやー、どうせ遅刻なのに急がなくていいよ」私は急ぐのをやめた。

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その時突然、カメラマンとリポーターらしき人の集団が入ってきた。私とHくんのところにもやってきたので、とりあえず「事務所はこの奥です」と言って逃げた。彼らは群をなして押しかけて行った。何事だろう……。
ジャーナリスト集団と入れ替わりで作業服の集団が現れた。今度は自衛隊か。彼らは事務所の場所を知っているのか、他に目もくれず奥へ進んで行った。どっかで事故でもあったのかね。
自衛隊が帰らないうちに今度は図書館前のエントランスホールに担架が現れた。担架というかストレッチャーか。白いシーツが膨らんでいる。患者を乗せている。その人たちは図書館に入るとすぐ右の通路へ曲がった。なんだなんだ?

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壁の時計を見る。10時50分!
「ねえ昼になるよ。早く行こうよさすがに」
学校から連絡はない。Hくんはそれでも動く気配がなかった。終わり。不登校とか学校行きなくないわけじゃなくて、もう今更行っても……という感じ。
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ーまあ昼前になったらもういいやってなるかもね。

目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。