魔術で・採集(2019.9.27)

今日見た夢

・魔術で(1つ目)

体育館でバレーボールの試合を見ていると、突然客席からコートの中央まで出てきた男が、背中に背負った細長いボンベから何かを撒き始めた。ボンベから繋がる金属製の銀色の棒状ノズルが見える。
「ガスだ!」
誰かがそういうなり、大会関係者はひとまず空気を換気してガスを風で飛ばすため動き始めた。私は体育館の横10m程の場所にある倉庫に向かう。倉庫にいた関係者と共に、倉庫の四隅にある換気扇を動かした。上から紐が垂れ下がっていて、時間をかけず作動させることができる。換気扇のプロペラが回り始める。

外から人に呼ばれる。道の向かいにある果樹園の様子がおかしいのでこれから見に行くと言う。何かあった時に対応出来るすべが私にはあるのだろうか。考えながらもついて行くことにする。
私と共に入るのは小学生ぐらいの男の子ー彼は柔道の心得がある、青年男性ー彼は剣術の心得がある、私は…何ができるだろうか。魔術が使えたら戦力に…。そう考え倉庫の横でしゃがみこみ、地面の茶色い土に向けて両手のひらをめいいっぱい広げ念じてみる。体中の気を手のひらに集中させるイメージ。…といっても魔術なんか1度も使ったことないのだ。何も出なかった。

苦笑いしながら立ち上がり果樹園へ向かう。道を横切りながら、でもやっぱり魔術が出来ればなあと思う。剣術や体術はからっきしだから、せめて精神力で対応できれば。

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果樹園に足を踏み入れて早々、自分から見て左側の一帯がちろちろと燃えていることに気づく。一か八か。頭の中で穏やかな波をイメージしながら手のひらに気を集中させる。 ザバァ できた、できた!自分の力で火を消すことができた。
まぐれだろうか。次は手のひらの中で雫型の炎の塊を持つことをイメージする。数秒後、手の中に青白くゆらゆら揺れる炎の塊が現れた。まぐれじゃないのかもしれない。
3人の進行上にうずたかく積もった落ち葉がある。小さなつむじ風をイメージした直後、イメージどおりの薄い黄緑色のつむじ風が発生して落ち葉を全て吹き飛ばした。吹き飛ばした落ち葉は、火事にならない程度の規模の青白い炎で燃やし、その場から消した。

これなら充分戦力になれる。魔術が使えたことが嬉しくて使いすぎてちょっと疲れてきたが、少し休めば大丈夫だろう。
先に果樹園に来ていた同年代のポニーテールの女の子と並んで歩く。前には一緒に来た2人がいる。ポケットにあるビタミンC入りクッキーを食べればこの魔力の消費が回復できる気がしたけれど、食べかけて、やっぱり意味が無いような気がして、ポケットから出すのはやめた。終わり。
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ー魔術がこんな簡単に習得できたら誰も苦労しないよ。何種類も使えて楽しかった。

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・採集(2つ目)

広い畑や庭で昆虫採集。庭の一角にホワイトボードが2つ。見つけた虫は種類ごとにテープでそこに貼り付けて、後から数える予定。私も1匹捕まえてホワイトボードの前にやってきた。貼り付けられている虫は小さなものが多い。テープよりも小さいものも多く、青色のテープで貼り付けたものは何の種類なのか分からなかった。大勢でやっているからどんどん集まる。15人以上はいる。

猿が2匹出てきた。追い払っていたらいつの間にか、前の家の敷地に入ってしまった、Kくんともう1人男子と私。ガラス張りの温室に入ってきてしまったみたいだ。床はコンクリート。後からここにガラス張りの壁を設置して作ったような、増設された感じを受けた。
こんな場所があるなんて知らなかったな。ニチニチソウを植えた鉢がたくさん並んでいる。濃いピンクや薄いピンクの花が無数に咲いていて癒される。

前の家のおばさんは突然の侵入者に戸惑いながらも、私と顔見知りだったこともあり、温室を見渡すことができる部屋に私たちを入れてくれた。この景色は家の中からだけ見えるらしい。
誤って入ってきてしまったお詫びに、3人で軽く温室の床の掃除をした。

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場面変わる。
部屋の一室でTさんと2人、ソファで眠りこんでいた。目が覚めて、目の前のテーブルに用意された幕の内弁当を急いでかき込んだ。最後はお茶で流し込むようにしてお腹に詰め込んだ。味は美味しかったけど、ここがどこなのか分からない上に、他の人の姿が見当たらなかったので急いで食べた。終わり。
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ーニチニチソウの可愛さと、ホワイトボードに貼り付けられた青いテープが印象に残った。

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柊りお
目覚めの珈琲を1杯。ありがとうございます。