チェーン居酒屋の一号店はどこだ！？

味、歴史的背景、居心地、第三の居場所、そしてコスパ。居酒屋に求める価値に個人店もチェーン店も関係ありません。自分に合えば、そこが私にとっての名店です。
はんこで押したように増加するチェーン店にも、どこかに心に刺さる店舗があるはず。多数の支店を開き、チェーン店へと成長するキッカケとなった本店にこそ、チェーン店を楽しむヒントがあるのではないでしょうか。
ということで、今回は居酒屋チェーンの1号店を中心に、旗艦店をご紹介します。

串カツ田中の1号店が大阪ではなく世田谷だったなど、衝撃の真実があるかも！？

戦前

サッポロライオン

昭和9年竣工　銀座本社兼ビヤホール。現在のライオンビヤホール銀座7丁目店（公式サイトより）

1899年に日本麦酒直営の「恵比壽ビヤホール」から始まり、1936年に飲食子会社として分社化。現在も日本を代表するビヤホール、銀座ライオンを展開しています。ビールメーカー直営時代を含めると、銀座ライオンは現存する国内最古の飲食チェーンでもあります。

旗艦店の銀座7丁目店は、ビール工場からタンク車で直接運搬するフレッシュビールの冷温地下貯蔵施設があったり、ここでしか提供しないメモリアルな料理があったりと、他の銀座ライオンとは大きく異なるサービス・メニュー構成です。

戦後

チェーン店だって、50年以上続けば立派な老舗飲食店です。長く続く企業の軸であり続けた1号店をみていきましょう。

ダイナック