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なぜ私たちは酒場へ行くのか

仕事帰り、いつもの赤ちょうちんで一杯ひっかける。
というのは、職場近くにあるいつもの蕎麦屋で蕎麦をたぐるのと同様、日常のひとつ。一種のルーティンだと思います。
仕事でたまったストレスを自宅へ持ち込まないために飲み屋でリフレッシュするというのが、最もポピュラーな酒場の使い方でしょう。

いつものかえり道。電車の前に一杯

飲み屋はオンとオフを切り替える場所。

そのはずなのに、わざわざ旅費を使って遠方にある飲み屋街へ行きたくなります。飲旅の目的地にまでしてしまう酒場の魅力とはなにか。考えます。

「葉牡丹」は年に一回は行きたい高知の電車通り前にある老舗。お昼から営業。

家飲みが最安とわかっていても飲みに行くワケ

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