ディスペンサー?瓶タンサン?酒場に欠かせない「タンサン」の話
もしかしたら一番多く飲んでいる清涼飲料水は、「炭酸水(以下タンサン)」かもしれません。
ベースの話として、東西で異なる酎ハイやサワーの作り方を一旦整理します。関東の酒場は甲類やリキュールをタンサンで割ります。対する関西は、甲類焼酎があまり浸透しておらず、酎ハイ・サワーといえば、ビールメーカーが樽に詰めて製造・販売している樽詰めサワー(樽ハイ)になります。後者は缶酎ハイ同様、タンサンがすでに含まれています。
ビールに次ぐ酒場の定番アルコール飲料のポジションにある、酎ハイ(サワー)ですが、実はこれは関東・関西・中京に限っての話。九州は乙類(本格)焼酎ですし、東北や四国は日本酒が主役です。北海道は日本一ビールを飲む県民性(道民性)もあってか、二杯目以降もビールという人が多いと聞きます。
前置きが長くなりましたが、今回の話は関東の酒場で欠かすことのできない、酎ハイ(サワー)の割材「タンサン」についてです。
タンサンの提供方法は4種類
現在主流のタンサンは、大きくわけて4種類あります。
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