見出し画像

【プロフィール作成編】②自己PRについて

就活生のみなさんこんにちは!学生インターンの大西、西岡です。
プロフィール作成編第2弾の今回は自己PRについてです!

イベント参加時に作成するエントリーシートの項目の中で、自己PRを書くのに、

「何を書けばいいんだろう?」
「人生最大と言えるほどの決断なんてないなあ…」
「学生のうちから、社会人としての挑戦・目標なんて考えられないよ」

という方も多いのではないでしょうか?そこで、本記事では自己PRの書き方についてお話しします!ぜひ参考にしてみてくださいね!

少し長めの記事になるので、目次を活用してご覧ください!

キャッチコピー

キャッチコピーは、自分を一言で、自分の強みを一言で言うとどうなるかを考えて、書いてみましょう。その際に、プレゼンや自己PRページの内容と繋がりがあるか、一貫性があるかをチェックすることが大切です。

また、記入する欄はないですが、「なぜそのキャッチコピーにしたのか」をしっかりと考えておきましょう。原体験と繋がりがあるかどうか、このキャッチコピーにした背景を整理し、答えられるようにしておくことが自己分析をする上でも、イベントに臨む際にも大事になってきます!

初めはなかなか思いつかないこともあると思いますが、誰かに聞いてみたり、自分の特徴を考えてみたりしながら考えていくと、作成しやすくなると思います!もし、相談しにくい場合は、ぜひメンターの方とも一緒に考えてみてください!

目標とする人

目標とする人も、キャッチコピーと同様に、
①なぜその人にしたのか、理由や背景を記載する(原体験や考えを整理しておく)
②プレゼンや自己PRページの内容と一貫性を持って作成する

といった2つのことを意識して作成してみてください!

目標とする方がなかなか見つからない・書けないという方は、自分の理想像から考えてみると見つかりやすくなるかなと思います!どんな社会人になりたいんだろう?、どんな人生を歩んでいきたいんだろう?といったところからぜひ考えてみてください。

最も注力した事

お題を考える際のポイント

グラハンにおける最も注力した事は、俗にいう「ガクチカ」と同じだと考えていただいて大丈夫です。
基本的に、ガクチカが既にある方はそのまま使うようにすると良いですね!
(一貫性やアピールポイントを考えて、スタッフが別の話を使うように提案することはあります。)

もしガクチカがまだまとまっていない方はスタッフが面談の際にサポートしますが、ご自身でも書けるよう以下にお題を考える際のポイントを2つ挙げておきます!

①自分の強みやアピールしたい部分に沿っている
②自信を持って「頑張った!」と言い切れる

これらに当てはまる経験・エピソードが好ましいです!

それぞれのポイントについて満たすべき理由を説明します。

①「自分の強みやアピールしたい部分に沿っている」経験であるべき理由

こちらは、就活において重要視されている"一貫性"を生み出すことができるからです!
例えば、自分の強みが「周りを巻き込むこと」であれば「周りを巻き込んで何かを成し遂げたエピソード」を書くと一貫性が生まれ、エピソードが強みに説得力を持たせる役割を果たしてくれます。

このように一貫性を生むことを意識して、自分の強みやアピール部分に沿っている経験を選ぶようにしましょう!

②自信を持って『頑張った!』と言い切れる」経験であるべき理由

こちらは簡単で、「最も注力した事」を書く必要があるからです。当たり前ですね(笑)
しかし、就活生と面談していると「特に注力したわけではないけど、就活ウケがいいから〇〇というエピソードにしています」という方が結構多いです。
こういうエピソードは選ぶべきではありません。

なぜなら、深掘りをした際に湧き出てくるその経験から得た学びや価値観の変化がほとんどないからです。
逆に、就活ウケが良くなさそうでもとことん頑張ったと言い切れる経験は、深掘りをするとその人の人生にとって重要な事柄がたくさん湧き出てきます。

そのため、自信を持って「頑張った!」と言い切れる経験を選ぶようにしましょう!テーマに迷ったらぜひスタッフに相談してくださいね!

文章作成をする際のポイント

本項目は決断内容、きっかけ、結果・得たことの3項目に分かれており、それぞれ130字以内で書く必要があります。
このようにそれぞれの文字数は少ないですが、その中で本項目を最大限活用できるよう以下の3点を意識してみてください。

①【きっかけ】思考や感情に注目する
②【結果・得たこと】定量・定性の結果、学んだことを含める
③なるべく文字数いっぱいで記述する

こちらもそれぞれのポイントについて満たすべき理由を説明します。

①【きっかけ】思考や感情に注目する

最も注力したことは、どうしても事実を並べているだけの文章になりやすいです。
しかし、事実はただの行動の背景に過ぎないため、そこから自分がどう考え行動したかを記述することが重要です。

きっかけの項目では、必ずその人の思考や感情が絡んでいます。
自分がどのように感じ、考えて行動を起こしたのか、自身の「モチベーションの源泉」に注目しながら記述してみてください!

②【結果・得たこと】定量・定性の結果、学んだことを含める

「○人の中で1位になった」などの結果は確かにその人の実力が分かりやすく表されているので大事ですが、それよりも大事なのが成功を繰り返すことができる再現性です。
再現性があることを伝えるには、単純な結果を示すだけでなく、気づきや思考の変化、その経験から学んだことを示す必要があります。

そのため、結果・得たことでは定量的な結果だけでなく、定性的な結果や学んだことを入れるようにしましょう。

③なるべく文字数いっぱいで記述する

これはESやレポートなどを書く時においても当たり前ですが、意外と少ない文字数で記述してしまう学生は多いです。
そもそも各項目130字以内、合計で約400文字以内と書ける文字数はかなり少ないので、いっぱいに書いたとしても足りないくらいです。(その書ききれない部分はプレゼンで付け足します。)

自分の頑張ったことに関して、なるべく多くのことを語れるように、文字数いっぱいで記述することを心がけましょう!

人生で最大の決断

お題を考える際のポイント

人生で最大の決断と言われると、「そんな決断した経験ないな…」と思われるかもしれません。
しかし、必ずしも主観的に大きな決断である必要はありません。
つまり、周りから見て「大きな決断だな」と思われる経験であれば良いのです。

では、客観的に大きい決断とはどういうものでしょうか?
この問いへの答えであり、お題を考える際に意識すべきなのが以下のポイントになります。

価値観が変化した瞬間を書く

決断の大きさを判断するのは、「決断がその人にどのくらい大きな影響を与えたか」になると思います。
そのため、自分は大きな決断をしたと思っていなくても、その先や今の自分に大きな影響を与えているような決断であれば客観的には大きな決断になります!

逆に、自分で大きな決断をしたと思っていたとしても、その経験から得たものや価値観の変化がないのであればその経験はふさわしくありません。

このように、「価値観の変化」に注目してお題を考えてみましょう!

文章作成をする際のポイント

こちらの項目も「最も注力した事」と同様、①決断内容②きっかけ③結果・得たことの3項目に分かれており、それぞれ130字以内となっています。
文字数いっぱいに書くよう心がけてください!

その他のポイントについては、「最も注力したこと」の「文章作成をする際のポイント」を参考にしてください。

社会人としての挑戦・目標

挑戦・目標を書く理由

まずは、なぜ「社会人としての挑戦・目標」を書くのかについてお話しします!
皆さんの中には冒頭でも述べたように、「学生のうちから、社会人としての挑戦・目標なんて考えられないよ」と感じている方もいるかと思います。
しかし、実は将来のことについて考えること・伝えることはとても大事なんです。大事な理由を企業の方と皆さんの視点から紹介していきます。

最初に、企業の方の視点から!
企業の方は、皆さんの将来の挑戦・目標(やりたいことやなりたい姿、それを実現するために必要な環境など)を聞き、自分の会社でそれは実現できるのか、実現につながる環境を提供できるのかを判断していきます。将来の挑戦・目標を考え、企業の方にしっかりと伝えることで、自分のモチベーションを高く保ちながら、充実した仕事を行える環境のある企業に出会い、そこで働くことに繋がります。

次に、皆さんの視点!
学生のうちから、将来の挑戦・目標(やりたいことやなりたい姿、それを実現するために必要な環境など)を考えることで、より自分が充実して働ける環境や企業を探ることができます。そして、その企業で働くことでやりたいことやなりたい姿を少しずつ実現できている実感が生まれ、皆さんの働くモチベーションになったり、精神的な充実に繋がります。また、社会人になる前に挑戦や目標について考えておき、自分の中で仮説を持っておくことで、もし働いた後にこの会社じゃないかも...と思った際にも、昔考えた仮説と経験を踏まえて、この会社ならより良いんじゃないかと考えることができます。そういった経験を通して、段々と挑戦・目標(やりたいことやなりたい姿)が明確化していきます。

お題を考える際のポイント

次は、「社会人としての挑戦・目標」を考える際のポイントをお伝えします。

社会人としての挑戦・目標を具体的に考えると、『やりたいことやなりたい姿、それを実現するために必要な環境』と分解できると思います。そもそも自分は何がやりたいのか、どんな理想像を持っているのか、それらを実現するためには自分はどんな環境だったら実現しやすいのかを考えていきます。

考えていくには、自己分析が大切です。過去の頑張った出来事や充実していた経験から、「なぜそれを始めたのか・続けられたのか」「なぜ充実していたのか」「何があったから頑張れたのか」「その時に自分や周りにどんな影響や変化があったのか」を考え、言語化していきます。
そうしていくと、「このやりたいこと・理想像のために頑張ってた」「こういった環境があったから頑張れた」「人にどんな影響を与えられたから頑張れた」というやりたいことなりたい姿、頑張れる環境の条件が少しだけ見えてくると思います。

そういった形で、過去をどんどん分析していくことで、やりたいことやなりたい姿(理想像)、頑張れる条件を探っていきます。
それでも将来について考えられないなという方は、今自分がどんな力がほしいのか、というところから考えることも良いと思います!

このお題を一人で分析して探っていくのは難しい場合も多いかなと思いますので、ぜひスタッフにご相談してみてください!一緒に考えていきましょう!

文章を作成する際のポイント

文章を作成する際のポイントは、以下の3点です。

①目標・挑戦を冒頭に書く(結論ファースト)
②なぜそれを目標・挑戦においたかの理由(原体験)を書く
③できれば、具体的な職種や条件を書く

①目標・挑戦を冒頭に書く(結論ファースト)

結論を冒頭に書くと、読み手にこれからどんな話が展開されていくのかが伝わりやすくなります。ぜひ、冒頭に結論を書いてみてください。

②なぜそれを目標・挑戦においたかの理由(原体験)を書く

次に、なぜその目標・挑戦をおいたのかの理由を伝えよう。ここでは、イメージではなく原体験を元に文章を書いていくと伝わりやすく、説得力も増します。自己分析の段階で、なぜこの挑戦・目標(やりたいことやなりたい姿、それを実現するために必要な環境)をおいたのかを原体験から導き出すようにしましょう!

③できれば、具体的な職種や条件を書く

②まででも十分ですが、もし自分の中で明確な職種や働きたい条件が見えている場合は、それも書いてみましょう!②までの場合に比べ、より具体的になり伝わりやすい文章になると思います!

最後に

ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
ここで書いたことをぜひ参考にして文章を作成してほしいなと思う反面、この型にこだわりすぎないでほしいなとも思います。

皆さんには皆さん個人個人の特徴や色があります。とっかかりとしてこのかたを使用するのはとても良いと思いますが、固執しすぎず、ここはこう書いた方が自分の特徴や色が伝わりそう!と感じた部分に関しては、積極的に変更していってほしいなと思います。そちらの方が、皆さんの良さが伝わると思います。

ぜひ自分なりに改変した際は、その意図がしっかりと伝わっているかどうかをスタッフに確認してみてください。一緒に話し合い、議論しながらより伝わりやすく、より皆さんの考えを落とし込める文章を作成していきましょう!!