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【腰痛②】長い時間座っていられないが立つと楽な腰の痛みの原因とは
「座っている間は痛むが、立つと楽になる」と言われる方はけっこういます。
たいていの場合、原因は椎間板への負担。
デスクワークの方に多いのですが、リモートワークで運動不足が重なって悪化する人も多いように感じます。
最近、塔鍼灸院に来院された方のケースを見てみましょう。
ケーススタディ~猫背&長時間の座り仕事で腰痛に
今回の方は、もともと猫背になりがちとの自覚あり。
仕事上、ほぼ1日中デスクワークで、それにリモートワークとなってさらに運動不足に。しかも、自宅のデスクと椅子の高さが体に合っていないため、腰や背中に不快感があったそう。
ついに最近、腰に痛みが生じ、仕事に支障が出るほどになり来院されました。「長い時間座っていられないが、立つと楽。立って仕事ができるスタンディングデスクを買いたいくらい」とのことでした。
見立て~長時間のデスクワークで椎間板に炎症
猫背で長時間坐位を継続した事により、椎間板の負担が増し、椎間板の一部に炎症が起きたと判断。炎症により、腰周辺の筋肉も影響を受けていました。
本来、腰椎は生理的前弯、つまり以下のイラストのように下の方がCの字のようにカーブしていることにより、椎間板への負担が分散されています。
![](https://assets.st-note.com/img/1731854073-rkpQ9XIYHvOU5ldBWnf47o6P.png?width=1200)
しかし、座っているときに猫背になると、腰椎が後弯(逆C字)するため、椎間板にかかる負荷が増大して、このタイプの腰痛になります。
![](https://assets.st-note.com/img/1731854082-LrMbnGP06HVds9Y7whiNapFm.png)
また、立つと腰椎のカーブが元の位置に戻るため、痛みが軽減するわけです。
施術~日常動作での身体の使い方も大切
まずは座っている姿勢に気をつける事が大切。しかし、姿勢に気をつけたとしても、椎間板の炎症が治まるのに時間がかかることが多いです。
この方の場合、まずは、手技療法(整体的アプローチ)と鍼の両方で筋肉の過緊張をとり、椎間板にかかる負担を軽減しました。
また、姿勢など、日常動作での注意点をお伝えしました。
腰痛はタイプ別にアプローチすることが大切
当院では腰痛をタイプ別に分類し、焦点を絞った施術を行います。
また、原因が普段の姿勢など日常生活の癖にある場合は、その習慣を日常生活の中で改善出来るようアドバイスし、痛みが起こりにくくなるようなお手伝いも致します。
調布にお住まいの方、京王線沿線の方は、ぜひ春宵堂治療院にお越し下さい。
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急性期、慢性期の各種関節痛を得意としています。