余韻に浸る
関東に住む人限定かもしれませんが連日、地震警報が夜に流れ、私は二日間とも寝ているところを起こされました。
とにかく怖いです、あの音。
YouTubeあたりで検索して載せようかと思いましたがやめました。あの音、ホントにトラウマになりますね。作った人は凄いと思う。
地震自体は大したことなくて、それはそれはとても良かったのですが、その後に、あの音、そして2011年の地震を彷彿とさせる恐怖が私の心をガッシリと掴み、しばらく楽しいことを強制的に考えないといけないような心境を抱きました。
恐怖、不安あたりの余韻はその後、多分20分くらい続き、ちょっとツイッターを見たりしてました。やんわりと、その気持ちが収まるのを待つばかり。
そんなことをしていたら隣で寝てた長男に不安が移ったようで、彼も「なんだか眠れない」と。普段は割と寝付きが良い長男ですらそんな気持ちを抱くので、あの音、さすがの威力ですね。
コロナ禍の中、地震までくるとなるとさすがにへこたれますよね。私はそんなに気持ちを強く持つ方ではないので、本当に大地震が来てしまったらショックで寝込んでしまうかもしれません。在宅勤務で良かった。
そんなにまでして私たちに恐怖を与えるあの音ですが、音をもっと優しいものに変えてほしいという声が出るのは当然で、気持ちも分かるのですが、本末転倒ですね。もっと優しい音にしてくれたらいいとは思うのですが、優しい音だと地震警報の意味がないから、やっぱり今のままで良いのだろうなぁ。
不安な時って、幽霊とか、そういうものも想像してしまいますね。京極夏彦さんの本を読んだ時に色々感じたのですが、多分人間って不安とか恐怖を抱き、そして幽霊とかそういうものを見た!ってなるんだろうなぁ。だから昨夜の私、あのまま起き続けていたら、もしかしたら幽霊を見たかもしれない。