インターンシップで、社員に良く思われようと頑張りました。
私は現在大学3年生で、1年半後には就職する予定だ。
大学ではプログラミングやコンピュータのしくみを学んでいるので、
IT企業や、どこかの会社のシステム部に就職するつもりである。
IT企業がどんなものなのか知るべく、インターンシップに参加した。
企業を知るだけでなく、
僕はなんとかして社員に良い印象を持ってもらいたかった。
「しゅんき、ええ奴やな。」
「うちの会社入ってもらいたいな」と思われたい。
私のひとつ上の学年から、採用直結型インターンというのが解禁され、
インターンシップに参加した学生の情報を採用活動に使えるようになった。
つまり、インターンで印象を良くしておけば、その会社に入りやすくなることがあるということだ。
良い印象を残したい。
初めてのインターンは、
1日のみで、ZOOMでリモートで行われる手軽に参加できるもの。
初回から何日も会社に行って仕事を体験すると疲れそうなので、
最初は手軽に家から参加できるものを選んだ。
参加した学生は25人くらい。
採用担当や説明役などの社員が7,8人。
内容としては、
まずはIT業界について、そして会社についての説明を聞く。
その後、5人ずつくらいに分かれてグループワーク。
会社の採用担当が黙って見守る。
そして、その成果を発表し、
もう一度グループごとに分かれて、黙って見守ってくれていた採用担当からフィードバックを貰う。
残った時間は座談会で、
参加者が採用担当にそれぞれ質問をして答えてもらって、みんなでお話しして終了。
数時間で終わる、短いインターンだが、
短い中でも社員に良く思われたかった。
IT業界について説明を聞いているとき、
積極的に頷くようにした。
説明を聞くときはマイクをオフにするよう指示があったので
声を出して相槌を打ったりすることはできなかったが、
聴いているこちらの顔は社員側から見えるので
表情で最大限、頷いたり笑ったり驚いたりした。
基本的には、自分が興味を持っているIT業界の話だから聞くのは苦ではない。
だが、既に知っている情報も多いし、長時間人の話を聞き続けるのは疲れる。
聞きながら顔でリアクションするのは、もっと疲れる。
疲れたが、社員に「アイツ、聞き上手な奴だな」と思ってもらえたに違いない。
そして、話をただ聞いているだけでは内容を忘れてしまうので、
当然メモを取りながら聞いていた。
しかし、画面に小さく映る他の参加者の顔を見ていると、
みんなずっとボーっと前を向いている。
メモを取っている様子はない。
何か書いている様子の人も居たが、ごく少数だった。
私はあえて時々画面にペンが見切れるようにして、
さりげなくメモを取っているアピールをした。
社員に、「アイツちゃんと紙にメモ取るタイプの奴だな」と思われたい。
そして、ぼーっと見ているだけの他の学生が
「あ!アイツ、メモ取ってる!俺もちゃんとメモ取らなきゃ!」と気付けるようにという意図もある。
(私は、自分だけが良く思われようという卑怯者ではない。
他の学生も就活はうまくいってほしい。他の学生も良いところに就職してきちんと働いて税金を納めてくれたほうが、結果として私達も得だ。無職になり生活保護や刑務所などで税金を使われては困る。)
IT業界や会社の業務についての話を聞いたあとは、
25人の学生がZOOM内で5人ずつ別の部屋に分けられ、
そこに採用担当がひとりずつ付き、グループワーク。
(ZOOMには参加者を何部屋かに分ける機能がついているのだ。私は知らなかった。自分が参加する部屋以外の映像・音声は見えたり聞こえたりしない。これにより、ZOOMでも何人かごとに分かれてグループワークができるのだ。)
採用担当からグループワークについて軽く説明があり
(とりまとめをするチームリーダーと最後にプレゼンする発表者を決めろ、制限時間は何分だ、など)
「では、マイクONにして声出してもらっていいので、始めてください」
と言われた瞬間、
私は いの一番にミュートを解除し
「よろしくお願いします!我こそは、リーダーやりたいぞ!って方いますか?」と喋り出した。
社員に「いちばんに喋り出す、積極性のある奴だな」と思われて好感度が上がったに違いない。
日本人は、周りの様子を伺い、なかなか声を出さない。
いのいちばんに喋り出そうとする人間は少ないのだ。
ひとりが喋り出してから、やっとみんな喋り出す。
大学で講義を聞くときも、
教員が「みなさん、こんにちは。」と言っても
みんな「こんにちは」とすぐには返そうとしない。
私が「こんにちは」と返して1秒後にみんなうっすらと「んにちは~」と言う。
私はそれがすごく気になる。
なぜ人の後にしか喋り出せないのか。
それはさておき、グループワークに話を戻すと、
私が「よろしくお願いします!我こそは、リーダーやりたいぞ!って方いますか?」と聞くと
みんな半笑いで、「いやぁ…」みたいな感じ。
何がおかしいのか。
みんな、様子をうかがっている。
積極的に喋っていこうという感じがしなくて非常に残念だった。
それどころか、開始早々喋り出した私を嘲笑うかのような雰囲気。
社員から見た他のメンバーの印象はダダ下がりに違いない。
(※「いきなり本題に入るからだろ!まずは自己紹介とか…」と思う人がいるかもしれないが、グループワーク前、ZOOMで部屋を分けられると、最初に自己紹介の時間が設けられた。すでに自己紹介は済んでいるので、いきなり本題に入るのは何もおかしなことではない。)
少し経って、「じゃぁ、僕…」と名乗り出た人がいたので、
リーダーや発表者は決定した。
私はあえて、リーダーや発表者には名乗り出なかった。
私はただでさえ積極的に喋るので、
リーダーや発表までしてしまったら、
グループワークなのにほとんど自分ひとりでやろうとしてしまう、
自分の主張が強すぎる協調性のない残念な人間だと思われてしまう懸念がある。
「積極的に参加して、言うべきことは言うけど、他の人の出番もきちんと確保して良い塩梅にできる奴だな」と思われたいので
引くところは引いた。
グループワークは40分くらいあった。
他のメンバーはただ喋るだけだったが、
私は他のメンバーの発言を受けてネットで調べ物をし、
「君がさっき言ってた○○について、ちょっと調べてみたんだけど」と
ZOOMで画面共有をしてみんなで検索結果を共有してみたり、
発表の台本をつくってチャット機能で送信したり、
使える機能を駆使して取り組んだ。
採用担当の社員は口出しせず見守るだけだったが、
「アイツ、いろんな機能を駆使して工夫して取り組める人間だな」と思ってもらえたに違いない。
グループワークが終わり、
グループワークの部屋から全員集合する1部屋にみんな戻り、
各チームで発表。
全グループが発表し終わるまで、
発表者以外の者は喋ることができない。
またしても、顔でリアクションするだけの時間だ。
私は各グループの発表が終わると、毎回必ず拍手をするようにした。
音声は届いていないが、拍手をしている様子は画面に映る。
私の拍手が発表者の力になればと思うし、
社員に「コイツ、誰もしてないうえに 音も聞こえなくても、拍手できる奴だな。こういうのが1人居てくれると助かるんだよな」と思われたい。
きっと、思ってもらえただろう。
最後は、
またグループごとの部屋に分かれ、
採用担当からフィードバックを貰う。
…はずだったのだが、
「ここもっとこうしたほうがいいよ、とか言おうと思ってたんですけど、皆さんホント良かったです。ちゃんと役割分担とか出来てて、発表も上手にしてくださって。何も言うことありません。今後も、グループワークとかする機会あると思うんですけど、この調子で頑張ってください」と言われ
改善点など何も教えて貰えなかった。
フィードバックは貰えず、最後の座談会へ。
採用担当が「何か聞いてみたいことあるよっていう方いますか?」
と言うと
私はすぐに手を挙げ、質問した。
質問には真摯に答えてくれた。
ためになった。聞いてよかったと思う。
僕と採用担当が数分話した後、
採用担当は「他に質問ある方いますか?」と言ったが、
なかなか手があがらない。
座談会はグループワークのメンバーで行っているので、
採用担当1人とグループのメンバー5人。
100人いる中で挙手して質問するとなると勇気がいるかもしれないが、
少ない人数で、しかもリモートで、
何をひよることがあるのか。
採用担当の方は優しくて、質問が出るのを結構待ってくれた。
そして「いきなり質問って言われても、なかなか難しいですよね。」などとフォローしつつ
「なければ、よくある質問みたいなのこちらで用意してあるんで、それについて話していきます…」
と言ったところで
「あっ…質問1個だけ、いいですか…」とひとりようやく喋り出した。
遅すぎる。
インターンシップに参加することが決まった時点で
当然質問は用意しておくべきである。
無かったとしても
インターン前半にIT業界や会社についての説明を受けたのだから、
その説明について分からなかったところや疑問に思った点があるはずだ。
(数十分、たくさんの説明を聞いて「分からないところや疑問点がひとつもない」というのは、「話をボーっと聞いていた」「話を聞いていない」ということだ)
そうして、全員なんとか質問を絞り出した。
そして、それでも時間が余り、追加で質問が許されたので
「もう1ついいですか」と私は即座に手を挙げ質問した。
そして、全員もう1周質問できた。
数分考えれば、質問なんてすぐ出てくるじゃないか。
なぜみんな、それをインターン前にやらないのか。
たった数分質問を考えるだけなのに。
私はインターンなど初めてで怖いので、
入念にシミュレーションをしている。
「質問どうぞ」と言われて咄嗟に出てこないと
「は?質問のひとつも用意してないの?やる気ないの?え?もしかして君、この業界の事全部知ってるの?じゃぁ、インターンなんか来なくていいじゃん(笑)」と言われるのではないかと思い、
質問をいくつも考えた。
座談会が終わると、
全体で今後についての案内を聞いて、終了。
こうして初めてのインターンが終わった。
印象としては、
「この人たち、何かを隠しているな…」という感じだった。
社員、採用担当、みんな優しすぎる。
最初の説明のとき、
担当の社員が「皆様、本日は株式会社○○のインターンシップ、ご参加いただきまして誠にありがとうございます」と言って始まって驚いた。
まるでこちらがお客様かのような対応だ。
インターン参加者は、お客様なんかではない。
「いま会社で働いている人間の中でいちばん下の立場の無能な人間」である。
(もちろん学生のうちからスキルを磨きに磨いて、実際の社員よりも能力が上になっている人もいるかもしれないが、少なくとも私はまだスキルは充分でなく、無能である。)
インターンシップは、仕事を体験するものであるから、
その会社で働いている人として扱われるべきである。
実際に入社すれば、当然自分が1番下の立場で、1番無能であるから、
先輩からはタメ口で接されるのが当然であるし、
たくさん怒鳴られ、たくさん叱られる毎日を送るだろう。
会社の上司から、取引先から、お客様から、怒られ、責められることもたくさんある。
泣きたくなる日、辞めたくなる日、当然ある。
会社から帰ったらひとりで思いきり泣けばいい。
そういう日を乗り越えて、成長していく。
そうして、世のため人のために貢献できるような、
1人前の人間になっていく。
それが、「仕事をする」ということである。
それが、人間としての、美しき、あるべき姿である。
働くうえで、それを理解していなければならない。
(もちろん、疲れて、嫌になって、
「成長しなくてもいいじゃないか!」
「こんな泣く毎日を送らなくてもいいじゃないか!」
と考えてしまう瞬間もあって良い。
家やプライベートの仲間内で居るときは、
そういう風に考えて愚痴をこぼしてもいい。
だが、職場ではそれを出してはいけないし、
いつでも
仕事をするとはどういうことか、頭のどこかでは
理解していなければならない。)
そんな「仕事」を体験するはずのインターンで、
なぜお客様扱いなのだろうか。
学生のうちからインターンで仕事の厳しさを体験し、
仕事をするという覚悟を持たなくてはならない。
そのためのインターンでもあると思っていたが、
それが体験できなかった。
仕事とは何かを理解せず、
「わ~!インターン行ったけど、先輩の社員優しかった~!ここに入社しよ~!」
と短絡的に考える人を採用したいのであろうか。
そういう人は、
「わ~!入社したら、社員が急に厳しくなった!」
「パワハラだ!パワハラだ!」
「退職代行使お~~」
となりかねない。
結局、退職代行などですぐに辞められてしまい、採用した意味がない。
だったら、
インターンの段階から仕事の厳しさも見せて
仕事をするとはどういうことか理解させ、
それでも入社したいと思うことのできる人間を入社させたほうが良い。
インターンと入社後のギャップは少ないほうが良い。
本当に社員に優しくて入社後も敬語でまるでお客様かのように対応する会社なのであれば良いが、そんなはずはない。
あの優しかった採用担当の若い女性や、敬語でお客様扱いの社員は
客寄せパンダだ。
もしかしたら、
人間の成長のために必要どころではない厳しさで接してくる社員が
大量に裏に潜んでいるかもしれない。
成長のために必要な叱責等は当然受け入れるが、
ただのパワハラは受け入れられない。
この会社に入社するのはやめておこう。
そう思った。
それから約2週間後。
2社目のインターン。
今度は、月曜日から金曜日まで5日間、
会社に実際に行って働くというインターンだ。
初日。
今回参加するインターン生は僕を含めて4人。
最初は1社目と同様、社員によるIT業界及び会社紹介だった。
驚いたのだが、
説明を聞きながら誰もノートを取っていない。
ZOOMで受けた1社目のインターンは
短い時間なので重要な情報はインターン終了まで覚えておいて
終わってからゆっくりメモを取ることができる人間も
もしかしたらいるかもしれないが、
それとは違い、
今回のインターンは丸一日朝から晩まで8時間働くし、
それが5日間続くので、
1社目よりもかなり多くの情報を聞くことになる。
全て覚えておくことなど不可能である。
メモを取らないなど、ありえない。
後で休憩時間に「ノートは?」と聞くと、
持ってきてすらいなかった。
私以外の3人は、誰1人ノートを持っていなかった。
「まぁ、何かメモしたいときあったら、スマホあるし」と言う奴もいた。
社員が説明しているときにスマホを取り出しフリック入力だなんて、
私が社員なら「なんて非常識な奴だ」と思うし、絶対に採用しない。
LINEでも見ているのか?と誤解を招く可能性もある。
スマホは、取り出して、電源を入れて、メモをする用のアプリを開いて…と、メモを取るまでに時間がかかる。
紙ならばただページを開けるだけですぐに書ける。
それに、スマホはメモをしているときに何かのアプリの通知が来て気が散るなどのデメリットもある。
スマホアプリの通知を利用したスケジュール管理をしたい、など
スマホの便利さを使いたい場合は、
一度その場では紙にメモをしておいて、
後から必要事項をスマホに入れても遅くないだろう。
私は、初日、会議室に案内されて席に着いた時点で
すぐにノートとペンを出していつでもメモを取れるように準備していた。
絶対にそうするべきである。
僕は社員に「アイツ、ちゃんとメモを取っているな。実際に就職してもきちんと研修内容をメモできるな。酷い奴は何のメモもしないで何度も同じ質問をしてくるからなぁ。アイツはそうはならない。」と思われたに違いない。
ちなみに2日目以降、座談会など社員の話を聞く機会は多々あったが
誰もノートを持ってこなかった。
私が「絶対に紙のノート持ってきたほうがいい!」と力説したのに。
そして、インターンでの仕事内容からしても、
プログラミングをする場面もあり、
一度自分の頭の中での考えを紙に書いたほうがやりやすい。
1人だけ2日目以降ノートを持ってくるようになったが、
残り2人は頑なにノートを持ってこなかった。
きっと、過去に大事に持っていたノートを悪い友達に水没させられた経験でもあるのだろう。
実際の業務について詳しい内容はここでは書くことができないが、
実際に社員が働いている部屋で作業できる時間もあり、
途中で改善点などもきちんと教えてもらえて、
フィードバックをもらえて、
充実した内容だった。
あるとき、
社員と同じ部屋で昼休憩をする日があった。
休み時間は毎回弁当を食べながら
他3人のインターン生と喋っていたのだが、
この日は社員に会話が聞こえるので、
それを意識して会話した。
自民党総裁選の話をしてみた。
すると、ひとり、選挙に一度も行ったことのない、
総裁選に誰が出ているかも全く把握していないという奴がいた。
衝撃的だった。
それを受けて、私は話を展開した。
人はシステムの中で生きていて、
まるで自分が個人でひとりで生きているかのように錯覚するようになった。
昔は肉を食べようと思ったら牛や豚を殺さなければいけなかったし、
集団で協力して狩りをして農作業をして生きてきたのだが、
システム、貨幣経済がそれを忘れさせ、
人間はひとりで生まれてきてひとりで死ぬし、
社会を”ひとりで生きていたらちょっと大変なところもあるから多少協力とかしあうところはするか”程度に捉える社会契約説が出てきたし、
黒船の件で日本にそれが持ち込まれ、
やがて人は政治にも関心を持たなくなり、
選挙で一票を投じることさえしなくなった。
結構長々と語ったが、
残念ながら選挙に行ったことのない彼にはピンと来ていない様子であった。
だが、会話が聞こえていた社員には
「アイツ、世の中にちゃんと関心を持っている奴だな」と思われていたに違いない。
実際、後に社員との面談で
「休憩時間の話も聞こえていましたが、…」と
実際に少し政治的な話や考えについても聞かれた。
社員はちゃんと聞いてくれている。
そして、社員との面談、
1人ずつのデスクに順番に社員が話をしに来てくださり、
社員から学生にいくつか質問をして、少しそれも踏まえて雑談、
そして、学生から社員に質問できるという流れなのだが
相変わらずみんな質問を考えていなかった。
私は「質問ありますか」と聞かれる前から
社員との雑談の中で質問を投げかけていたので、
結果としてかなりいろいろ聞き出すことができた。
他の人は雑談込みで20分ほどしか喋っていなかったが、
私は1時間近く話した。
「コイツはいろいろ聞いてくれるし、話し甲斐あるな」と思われたに違いない。
5日間で、目標としていた業務は無事完了したし、
会社の内部についてもたくさんの情報を聞くことができて、
かなり充実したインターンシップとなった。
社員からも
・重要なことはすぐ紙のノートにメモをする
・分からないことはきちんと質問できる
・政治に関心を持っている
など、好印象を残せたと思う。
今回のインターン先は、
就職先の候補のひとつとなった。
1社目と同様、お客様扱いのようなところはあったが、
タメ口で話してくれる社員もいたし、
職場の雰囲気を体感できたので、
「こいつら、何かを隠しているぞ…」という感じはしなかった。
私は1年半後、ここに就職するのだろうか。。
今後もいくつかのインターンに参加するだろう。
もっと良い企業も見つかるかもしれない。
見つからないかもしれない。
良い企業だと思って入った企業が
とんでもないブラック企業かもしれない。
どうなるかは、わからない。
でも、どうなっても良いように、
ブラック企業に負けて心の病気になるとか
すぐに仕事を辞めてニートになってしまうとか
情けないことにならないように、
働くということに対する心構えだけは
しっかりしておきたい。
人として、日本人として
やるべきことをしっかり遂行し、
正しい、美しい生き方ができるように。
こう言いつつ、いざ就職したら、
もうしんどい
世のためじゃねぇ、俺が給料もらえればなんでもいい
などと言い出す可能性も捨てきれないけれど。