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長距離バスは若い人だけの特権ではなかった|夜行バスのススメ
何十年ぶりかに長距離バスに乗ったら快適すぎた
なぜだか分からないけど長距離バスは、体力があって、時間があるけどお金がない、若い人だけの特権だと思ってた。社会人になってお金を稼げるようになったら、選択肢は新幹線か飛行機だと勝手に思い込んでいた。そして、何十年ぶりかに長距離バスに乗ってみたら…快適すぎた!!
ワクワクしながら夜行バスに乗ってすっかり意識が変わったので、今回は往復長距離バスに乗ってみることにする。
私の推しバス
バス会社もいろいろあるが、私が個人的に推すのはVIPライナーである。
・待ち時間に利用できる場所があるのがいい。
・三列シートの便や消灯後もスマホOKの便を選べるのがいい。
・予約時に座席の指定までできるのがいい。
今回は、東京駅からの便を利用してみた。出発便を東京駅にしてみたのは、単に「東京VIPラウンジ」を使ってみたかったからである。
東京VIPラウンジを利用してみた
東京VIPラウンジは東京駅から徒歩で行ける距離。飲食店もたくさんあるが、VIPラウンジ横の銀だこさんで一杯。
ドジャー・スタジアムで連日大行列のチーズ&ワカモレを期間限定に惹かれてオーダー。
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何これ?めちゃうま
個室の利用
バス乗車2時間前に着くと個室が空いていたので、受付で個室を申し込んでみた。
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無料で使える個室はカーテンの仕切りのみだが、誰からも見られない一人の空間はやはり快適だった。個室で少し読書して、シャワールームを使う。
シャワールーム(有料・予約可能)
シャワールームには、シャンプー、リンス、ボディソープあり。フェイスタオルなどなければ受付で購入可能。
利用前にタイマーを渡され、タイマーが鳴ったら利用終了というシステムだったので、急いでシャワーを浴びて着替える。一日中活動した後だったのでとてもすっきり。リラックスしてバスを待った。
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チェックアウト
バス発車の20分前にチェックアウトするシステムになっている。館内放送があるとバスに乗る人がロビーに集合する。今回は女性のみの夜行バスにしてみたので、ロビーに集合したのは全員女性だった。個室のチェックアウトとバスのチェックインをして、全員でバス乗り場まで移動する。
チェックアウト〜バス乗車
建物の一階に全員で降りていくと、コンビニの前で2列に並ぶように指示があり、2列に並んだ。待機場所に運転手さんが迎えに来るのだが、待ち時間が少し時間があった。そのまま並んでいると居酒屋から出てきたサラリーマンたちにびっくりされる。
乗車している人の中には若い女性も多かった。荷物を持ち、すっぴんの、20人くらいの女性たちと先導する男性1名の姿はかなり違和感があったと思う。お酒を飲んだサラリーマンたちは、列に混ざろうとふざけたりして盛り上がっていた。
運転手さんが迎えに来て、ぞろぞろとバス乗り場に向かい始めると、「マジでなんなん?この列っーーー!?」とサラリーマンの一人が叫んでいた。傍目からはどこかに連れ去られそうになってるようにも見えるなと思いながら、私はそのサラリーマンの前を通り過ぎた。「夜行バスに乗るだけですよ?」と私はそのサラリーマンに教えてあげたかった。
バス乗車〜就寝
大きな荷物は下車する場所を伝え、預けることができる。バスに乗車して、就寝前にバスの使い方の動画が流れる。初めて乗った時は、なぜか動画が流れなかったので、暗闇で座席を倒すことができずに苦戦した(複数のバス会社がやってるのかな?)。今回は動画があったので、操作方法が分かった。
フットレストはバスの種類にもよると思うが、今回は前の座席の下についていた。フットがレストできたので快適(前回は操作方法が分からず、暗闇でもそもそしてしまった)。
恐らく同乗した女性のみなさんは、バスの上級者なのだろう。就寝の合図があるまでシートを倒さないのがマナーなのだが、全員がそれを守って静かにしていた。前回初めてバスに乗った時は、既にシートが倒されていて、自分の席に座ることも難しかった。変な姿勢で斜めになって頑張って隙間に潜り込んだのを覚えている。
なぁんだ。前回、フットレストを探したり、シートに座るのが大変だったのは前の人がシートを倒していたのが理由なのか…。普通に座って、一斉にシートを倒したらめっちゃ快適じゃん。
そして、寝心地も最高。シートの斜め具合とフットレストの距離と自分の体型にマッチするベストポジションを探すことが私はすっかり上手くなった。
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深夜のサービスエリアでの休憩も、前回迷子になったことを踏まえ、ちゃんとバスの位置と方向を覚えてバスを出た(当たり前)ので、問題なく戻ることができた。
目的地到着〜到着地VIPラウンジ利用
翌朝、目的地で下車し、目的地のVIPラウンジに入った。
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到着後、2時間はVIPラウンジに滞在できる。2時間以上の場合は有料になるが、そのまま滞在可能とのこと。パウダールームの使用もOKだが、朝なのでタイマーを渡された。1人30分のようだ。
女性のトイレとメイクは長いので、このタイマーシステムはとてもよいと思う。到着後にイベント、観光、仕事などに向かう人も多そうで、みんなあっという間に身支度をしていた。髪をくるくるしている女性の動作など、あまりにも速くて見えないくらいだった(これは本当)。
女性って、時間制限あったらこんなに動作が速くなるんやな、と感心しながらメイクして、フリードリンクを頂いて、VIPルームを後にした。
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3回の夜行バス乗車で、私は長距離バス中級者になった
私は3回の夜行バスを経て、すっかりバス中級者になった。迷子にもならなかった。熟睡した。旅の予定と予定の間でゆっくりする手段を手に入れた。選択肢が増えたことがとても嬉しかった。
また次の予定ができたら、私はバスも選択肢にする。だから、いつでも身軽にバスに乗れるように、それまで健康でいたいと思う。
今年の夏はフェリーにも乗りました。フェリー乗船記録はこちら。
フェリー乗船で国内移動→
フェリー乗船で海外へ→
そして、次は寝台列車の利用を目論んでいます!!
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![終活ライターみん](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/146935780/profile_eded3a2535b7541063eb210909b6c2cf.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)