中村朱夏
読んで心を揺さぶられた、「よかった!」と感じた作品を追加します。
もみじは紅く色づきて 初恋に頬を赤らめる 乙女のようである 季節は冬へと変わりゆく 冬を呼ぶように 風がぴゅうぴゅうと強く吹く 私は路を歩いている 風が一枚 又一枚と もみじの葉を落としてゆくのが見える 名残惜しそうに 一寸輝くかのように 葉が ひらひら ひらりと舞い落ちる 季節は冬へと変わりゆく 冬を呼ぶように ああ 風はぴゅうぴゅうと強く吹いている (2024.11.22)
水曜日の空には耐えがたい憂鬱が広がっている。空気はカラカラに乾いていて、それが又物悲しさを感じさせる。失意のさなかに呷る酒のようなメランコリイに火傷した季節の中で、私は自らの弱い部分を頻りに気にする。 窓からは緑あふれる公園が見える。もみじの葉は痛々しい程に赤くただれて、尚更私の心の傷口を抉る。もう希みは失われて了ったように思われ、その冷たい感覚から逃れようと、私はアルプラゾラムの錠剤を手に取り、それを水とともに体内に流し込んだ。 水曜日の空には耐えがたい憂鬱が広が
うつがぶり返してきて、辛い状態です。 皆さんの作品を読めるときに読もうと思います。 なかなかnoteも開けないくらい辛いですが、乗り切っていければと思っています。
━━Il pleure dans mon coeur Comme il pleut sur la ville ; Paul Verlaine. 街に降る雨のように 私の心にも涙が降る 私はそれをどうにも出来ずに 長い間 涙を流していた 失意の雲は不吉に湧き起こり 病んだ皮膚に拡がる発疹のように 心の空を覆い尽くすと そこに土砂降りの雨を降らせる 涙は訳もなく降りしきる 望みを王者のように示していた あの太陽はどこに消えたのか 今となっては知る由もない
お仕事に注力しすぎるあまりnoteを開けてなかった💦 後ほど時間を作ってじっくり皆さんの作品を読まさせていただきますm(_ _)m またお休みに入るので、新しく詩や短歌などを書けたらと思っています。よろしくお願いいたします。
楡の木かげに憩いつつ 君を待ちいるこの時の 胸の高鳴り はずむ心━━ 喜びは今にはち切れんばかりだ 幸福の恋の果実は熟し 愛という名に変わって久しい 君と会う日は収穫の時だ 愛の果実を二人で味わうための 楡の木かげに憩いつつ 私は君を待っている とおくから 君の姿が見えた時 私の喜びははち切れて 喜びの雨を降らせてくれた 雨に濡れた愛の果実は きらきらと輝きながら 収穫の時を待っているようだ (2024.11.1) Bluesky投稿作品。
週4勤務なのでひと足早くお休みに入ります。 ゆっくりと詩作ができそうな予感がします。 最近は少しスランプ気味ですが、何か書けたらいいな。万年筆を使うだけで楽しいし気晴らしにはなるけど、やはり書きたい。 詩作にこだわらず、短歌や童話も書けたらと思っています。
ゆったりとした心で ゆっくりとたばこを喫いながら 空を 流れてゆく雲を眺めながら 風を 身に受けている 時は静かに 遅すぎる位のテンポで 雲と同じような流れで過ぎてゆく 私は時のなかに身を委ね 時のなかに入り込むようだ ふいにクラクションが鳴る 私は一時現実に引き戻される 静けさに穴が開いた そこに風が吹き 少し寒かった やがて穴が開いたのが嘘のように 静けさの皮膚は元通りになった 私は再び時のなかに潜り込む ああ 何物も毀せはしない憩いのひととき━━ (2024.1
人生なんぞはひとときの夢 そう突き放して言い切ったとしても 私は人生を諦めてはいないのだった 病が妨げた「普通」の暮らし 私はようやく少しずつ それに近づくことができているみたい 人生なんぞはひとときの夢 そうかもしれないけれど ひとときなら それを少しでも長く かつて諦めかけていた人生と 「普通」の暮らしとを 私は少しずつ楽しみたい たとえば今朝の空みたいに 澄み切った 晴れた心で もう一度やり直してみたいのだ ひとときの夢を輝かせて もう一度… (2024.1
うつがひどくて何も書けないし、皆さんの作品も読めていません…💦 回復し次第読ませていただきます。
パーカーのビンテージ万年筆(21 スーパー)で、今日も詩を書きます。 最近はひどいスランプで、何も書けないかもしれませんがとりあえず書いてみます。 それにしてもこの万年筆は良い。60年くらい前の万年筆ですが、問題なく使えます。
感傷がすべてを抑制し 失意はこころに巣食い こころを蝕んでいた ああ そのような日もあった そのような日も たしかにあった だが今 月を眺める私のこころは 今宵の空のように晴れ 澄みわたり わずかな雲も私を脅かしはしない 私は再び立ち上がる 祈りを力に変え 私は立ち上がる 悪い方角へ歩み出すことはもうない やがて来る朝の平らかならんことを! 感傷の雲を退け 失意の風を鎮め 巨人のごとく力強い歩みで 私は進んでゆこう (2024.10.17) またうつ状態でしたが、なん
最近スランプの状態で、全く詩が書けなくなっています。。 今は詩を多く読んで、スランプを抜け出したいと思っています。 スランプを抜けるまでは、書き溜めている過去作から投稿いたします。
・秋闌けて金木犀(キンモクセイ)の香る頃初恋の日の記憶なつかし ・初恋の記憶は今もきらきらと砂金のごとく心のなかに お気に入りの万年筆で詩や短歌を書くのが休日の楽しみです。 万年筆→ペリカン スーベレーンM600 グリーンストライプ いい万年筆です…!
今週も休みに入りました😊 新しい作品が書けたらと思っています♪ よろしくお願いいたします。
有給を使って1週間お休みしていましたが、今日からまたお仕事です。 金曜日からお休みなので、たぶん詩作はそれからになりそうです。お仕事頑張ります♪