Hideto Sagawa

【職業】広告制作/映像制作/ドラマ制作 【好きなもの】 旅/酒/食/ミステリー/90年代J-POP/渋谷系/福岡好き/東京在住なのに/劇メシ

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最近の記事

2022年 トリックがすごい小説を読む

一年の計は元旦にあり。 すっかり2日目の夕方ですが、今年の目標は、 【トリックがすごい小説を読む】に決定。 下記、備忘録かわりに。 P+Dマガジン https://pdmagazine.jp/works/jojutsu/ 【名作推理小説5選】この「叙述トリック」がすごい! 『アクロイド殺し』(アガサ・クリスティー) 『幻の女』(ウイリアム・アイリッシュ) 『歯と爪』(ビル・S・バリンジャー) 『「アリス・ミラー城」殺人事件』(北山猛邦) 『葉桜の季節に君を想うということ

    • 肉汁うどんの旅

      ケンミンショーは言った、 「埼玉県はうどんで下剋上を起こそうとしている」 ながら見をしていた番組から聞こえてきた強烈なフレーズ。 この言葉に導かれ、多くの出演者があーだこーだと意見を交わし合うテレビ番組に、私は意識を集中させた。 その日の企画は、埼玉県の「肉汁うどん」を取り上げていた。 過去にこの番組でうどん特集をして以降、みるみるうちに人気者となり、現在その人気は一番の盛り上がりを見せているという。 県を代表する特産品が何もないこの県にとって(せんべいやお茶に失礼な言

      • ウミガメのスープ

        『ウミガメのスープ』 ある男がレストランでウミガメのスープを注文しました。 一口飲んだところで、シェフを呼び 「このスープは本当にウミガメのスープですか?」と聞いたところ 「はい、ウミガメのスープに間違いありません」とそのシェフは答えました。 男は勘定を済ませ、帰宅すると自ら命を断ちました。 さて、何故でしょう? という有名な、問題のこと。 ポール・スローンという国際的経営コンサルタントが創作した『ウミガメのスープ』は、水平思考ゲームと呼ばれ多くの人が楽しんでいる。 水

        • 『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』 ドキュメンタリーと言っても、事実をどのように切り取るかによって物語を作ることは可能である。とはいえ、映像そのものは現実にあった姿。映像の強さを感じるいい映画でした。胸を締め付けられ、感情を揺さぶられました。

        • 2022年 トリックがすごい小説を読む

        • 肉汁うどんの旅

        • ウミガメのスープ

        • 『僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46』 ドキュメンタリーと言っても、事実をどのように切り取るかによって物語を作ることは可能である。とはいえ、映像そのものは現実にあった姿。映像の強さを感じるいい映画でした。胸を締め付けられ、感情を揺さぶられました。

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        • 旅の記録
          1本

        記事

          ウィルビーマヨネーズ

          この国では「マヨネーズ好き」の人を「マヨラー」と呼ぶ。 まだ若かった頃の平成の時代、確かに時代を写しだす言葉の一つである「マヨラー」 「シノラー」「アムラー」「ハマダー」の流れを汲んでいる「マヨラー」という言葉は果たしていまだ存在しているのか。 「シノラー」はフワちゃんが次の世代へタスキをつなぎ、「アムラー」は渋谷の街から消え、「ハマダー」に関していえばそもそも存在していたのかマユツバである。 平成の言葉遺産「マヨラー」だが、その言葉から感じさせる異常性を語らずをえない。

          ウィルビーマヨネーズ

          コロナ禍におけるエンターテイメントの今後について考える

          コロナ禍におけるエンターテイメント業界に対する風当たりはとても強い。 ライブハウスでのクラスター発生があったことだけでなく、3密の中でも〝密集〟を防ぐ形での開催が困難なことがその一因だろう。 Twitterを見ると、 「いつからライブができるのか」 「いつから演劇ができるのか」 「日本は他国と比べ、芸術への補償がない」 「文化の火を灯すな」 「この業界で働いている人も仕事がなく、苦しいのだ」 という嘆きに近い呟きも多く散見する。 皆、不安を募らせているのだ。 しかし、嘆

          コロナ禍におけるエンターテイメントの今後について考える

          オジサンってカッコいい

          「三が日」という言葉が古くからあるくらいなので、正月というものは1月3日までと考えた方がいいのだろう。 1月4日からは、休み気分からも祭り気分からも抜け出し「勝負の年のスタートダッシュを!」と思いつつ、やはり己のなまけもの体質を呪ってしまうような時間を過ごしてしまう今日。 このまま家にいたらヤバイと感じ、街まで出てみたものの、カフェでNETFLIXを見続けてしまう今日。(スペイン語の連続ドラマ『ペーパー・ハウス』が止まらない) あまりのも生産性のない午後を過ごしてしまいそう

          オジサンってカッコいい

          ある6月の雨の日に。

          「あ、天才じゃないな」って気づいたのはいつの頃だろうか。 立ち寄った中目黒のTSUTAYAで、『天才を殺す凡人』という本を目にした時にふとそんなことが思い浮かんだ。 高校生の時の自分は将来、ひとかどの人物になるために一生懸命に受験勉強をしていた。 努力をすれば必ず希望の大学に入ることができ、希望の大学に入ればやりたい仕事に就くことができる。 やりたい仕事に就けることができれば、きっと成功の道を歩んでいける。 今思えば、あの頃は、ひとかどの人物になれると思って生きていた。

          ある6月の雨の日に。