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本当の意味で人を信じることの難しさ

人から何か相談事を受けた時、大事なことは

「その人自身が問題を解決する力を持っていると信じてあげること」

そういった内容を心理学者の河合隼雄先生の本で読んだ記憶があります。


人から相談を受けた時に時についついやってしまうのが、アドバイスをする際に自分のアドバイス通りに相手を動かそうとしてしまうこと。

または、そんなの無理だと相手を過小評価してしまうこと。

相手のことを考えずに一方的にアドバイスをしてしまうと、それは違う、それは受け入れられないと相手が感じ、せっかくの解決策も無駄になったり、信頼を失ってしまうかもしれません。


相談事を受けた時、相手の今までの経験を考えてみると

相手の方だって、自分(アドバイスする側)と同じように、それまでの人生での中で困難や課題を乗り越えてきたり、問題を解決して成長してきた経験があるはずです。


だから今は問題を抱えていても、その人自身の力で今回も問題を解決することができる。

その力を相手の方が持っていると理解してあげることが

本当の意味で「信じる」ことにつながります。



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杉浦修一
読んでいただいた方の人生が「良い」方向へ向かうことを願っています。人生ぼちぼち適当に。のんびりいきましょう。