2021年5月18日開催の「ENECHANGE」株式会社(東証マザーズ4169)の個人投資家向けオンライン説明会の感想
2021年5月18日にマネックス証券でENECHANGE株式会社の個人投資家向けオンライン説明会が開催されました。
まとめるのが下手で読みにくいかもしれませんが、どうか温かい目で見ていただけると幸いです。
CEOについて
ENECHANGE株式会社の城口 洋平代表取締役CEO / 共同創業者は、若い男性の方でしたが、明るく落ち着いた印象でした。
経歴としては、東日本大震災でボランティアを行ったのを機に再生可能エネルギーの必要性を認識し、イギリスのケンブリッジ大学で学んだのちENECHANGE株式会社を設立。現在は日本の経済産業省の会議にも多く出席されているそうです。
ENECHANGE株式会社について
ENECHANGE株式会社は電力に対してテクノロジーを提供する会社で、ビジネスモデルとしては「SaaS」になります。
2015年創業、2020年に東証マザーズに上場、同年の電力の自由化によりプラットフォーム事業を開始。
現在は電気料金の比較を行うサイトを運営していますが、日本のエネルギーをよりクリーンなものに変えることが目標。
2021~2027年までに売上高100億円を目指しており、そのためには年率で30%成長が必要なため2027年までは利益より売上を優先したのち、2027年〜2030年にかけては営業利益率30%を目指すそうです。
電力のデータ事業の参入に向けて現在準備をしており、電力のデジタル化、脱炭素化、分散化について予定されている制度改革(2021~2024年予定)が行われ次第、本格スタートをする予定。
2021年は黒字達成(黒字額については未開示)、売り上げ総利益率は85%とマザーズでも高水準だそうです。
事業について
現在はネットでの電気料金比較、オフラインでは、不動産や金融業界325社と提携。
イギリスでは1999年に電力の自由化が始まり、電力のネットでの切り替えは300億円ほどなのに対し、日本は現在10億円とまだ、規模が非常に小さく伸び代が大きいと認識しています。
ビジネスの進め方としては独自のビジネスモデルを検討し、展開するのではなく、他の成功を真似した方が、確実で早いとの考えです。
また、ENECHANGE株式会社は日本で初めて再生エネ証明書を発行しました。
これはAmazonやApple、ソニーなどと取引する場合は欠かせないものだそうです。
また、イギリスのバッテリーマネージメント会社最大手のキウイパワーと提携しています。
経営体制について
ENECHANGE株式会社の取締役には、シーメンスやレノバ、ゴールドマンサックスやシェル、JPモルガンといった経歴を持つ方々がいます。
現在日本で競合だと考えている会社はなく、多くの客と契約し、電力会社に紹介することができるネットワーク効果により、電力会社から大きい額のリベートを受け取ることができるのが強みとのことです。
※今回の記事の内容につきましては2021年5月18日に行われたマネックス証券主催のENECHANGE株式会社様の個人投資家向けオンライン説明会の内容について、自分でメモとして記録した内容を元に記事にしています。そのため実際の内容と異なる場合がございますのでご了承ください。また投資については自己判断でお願いします。また投資結果について責任は一切負いません。
今日の言葉
すでに生きてしまった人生が下書きで、もうひとつの方が清書だったらねえ。
チェーホフ 作家/1860~1904
いのちの言葉編集部 編 ハルキ文庫 癒しの言葉 より
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