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良く使うシートの入力漏れを防ぐには

この方法は、条件付き書式を使って、空白セルを目立たせる設定を行うシンプルな解決策です。

以下に、ステップバイステップで説明していきます。サンプル例も交えて解説するので、ぜひお試しください。


①条件付き書式とは?

条件付き書式とは、Excelで特定の条件を満たすセルに自動でフォーマット(色付け、文字の変更など)を適用する機能です。

データを視覚的に整理する際や、入力ミスや漏れをチェックする場合に非常に役立ちます。


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②空白セルを強調表示するメリット

入力漏れの防止
目立たせることで、すぐに空白セルを見つけられます。

データ確認の効率化
大量のデータを扱う際でも、簡単に不完全なデータをチェックできます。

簡単な操作で実現
初心者でも数回のクリックで設定可能です。


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③空白セルを強調表示する手順

以下の手順に従って操作してください。

ステップ1:データ範囲を選択する
❶Excelで、空白セルを確認したいデータが入力された範囲を選択します。

例:データがA1からD10にある場合、A1:D10を選択。

❷範囲を選択する際には、データが入力されていないセルも含めて指定してください。

ステップ2:条件付き書式を設定する
❶Excelのリボンメニューから**「ホーム」**タブをクリックします。

「条件付き書式」をクリックし、ドロップダウンメニューから「新しいルール」を選択します。

ステップ3:空白セルを条件として設定する
「新しい書式ルール」のウィンドウが表示されます。

「ルールの種類を選択してください」から、「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択。

「次の数式を満たす場合に値を書式設定」の入力欄に以下の数式を入力します。

=ISBLANK(A1)

※「A1」は範囲の先頭セルを指定してください。
範囲内のすべてのセルが自動でチェックされます。


ステップ4:書式を指定する
「書式」ボタンをクリックすると、書式設定のウィンドウが表示されます。

「塗りつぶし」タブを選択し、空白セルを目立たせる色(例:薄い赤色)を選びます。

❸書式設定を確認して、OKをクリックします。

ステップ5:設定を適用する
❶条件付き書式の設定が完了したら、再度OKをクリックします。

❷選択した範囲内の空白セルが、指定した書式(例:赤色)で強調表示されます。


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④サンプル例

例えば、以下のようなデータを想定します。

この場合
❶範囲A1:D5を選択して条件付き書式を設定します。

❷設定後、空白の「メールアドレス」「電話番号」のセルが赤く強調表示されます。


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⑤ 応用:空白以外の条件にも対応可能

条件付き書式は空白セル以外にも応用できます。

例えば、特定の値が入っているセルだけを強調表示したい場合や、入力データが不正な形式(例:数字ではない)である場合も設定可能です。


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⑥ 注意点

空白セルと見なされないケース
スペースや非表示の文字が入っている場合、セルは空白と判定されません。

その場合はデータをクリアして再設定しましょう。

範囲を間違えない
不要なセルまで範囲に含めてしまうと、余計な部分が強調される場合があります。


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まとめ

これで、空白セルを強調表示する設定は完了です。

この方法を使えば、データの入力漏れを簡単に発見でき、仕事の効率が大幅にアップします。

ぜひ、日々の作業に取り入れてみてください!

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