見出し画像

Excelで年間予定表を作る方法



①目的と必要な情報を整理する

最初に考えるべきこと
・年間予定表で何を管理したいのか
(例:スケジュール、イベント、締切など)

・必要な項目
(例:日付、曜日、予定内容)

・書式やデザイン
(週ごと、月ごと、1年全体を表示するなど)


Microsoft Excel 2024(最新 永続版)|オンラインコード版|Windows11、10/mac対応|PC2台 ↓


②新規ブックを開き、基本構造を作成

❶シートを準備
Excelを開き、新しいシートを作成します。
・「Sheet1」の名前を「年間予定表」に変更します(任意)。
❷列と行を設定
・A列:日付
・B列:曜日
・C列以降:予定やタスクの入力欄


③日付を自動生成する

手順
❶開始日を入力
A2セルに「2024/1/1」と入力します。
❷日付を連続入力
A3セルに以下の数式を入力

=A2+1

このセルを下にドラッグして1年分の日付(2024年12月31日まで)を埋めます。

注意点
表示形式を「日付」に設定することで見やすくなります。
セルを選択 → 右クリック → 「セルの書式設定」 「日付」を選択。


できるExcel 2024 Copilot対応 Office 2024&Microsoft 365版 ↓


④曜日を自動生成する

手順
❶B2セルに以下の数式を入力
=TEXT(A2,"aaaa")

「aaaa」は曜日を日本語で表示するための書式。

❷B2セルを1年分ドラッグしてコピー


⑤予定欄を追加する

C列以降に「予定」「メモ」など必要な項目名を入力します。
(例:C1に「予定」、D1に「メモ」など)


今すぐ使えるかんたん Excel 2024 [Office 2024/Microsoft 365 両対応] ↓


⑥デザインを調整する

枠線の追加
セル範囲を選択 → 「ホーム」タブ → 「枠線」から「すべての枠線」を選択。

色分け
重要な日や祝日を色分けします。


祝日は「塗りつぶし」で色を変える。

条件付き書式
土日を自動的に色付け:
C列以降を選択 → 「条件付き書式」 「新しいルール」 「数式を使用して書式設定」

数式

=OR(WEEKDAY(A2,2)=6, WEEKDAY(A2,2)=7)


書式背景色を設定


⑦補助的な関数を活用

祝日を自動入力

日本の祝日を管理したい場合は、別のシートに祝日リストを作成して参照することができます。
❶祝日リストを別シート(例:「祝日一覧」)に作成。
❷C列に以下の数式を入力して祝日を自動判定

=IF(COUNTIF(祝日一覧!A:A, A2), "祝日", "")


予定の検索
予定が多くなる場合、検索用の機能を作ると便利です。

フィルタ機能を利用して特定の日付や内容を簡単に絞り込み。


簡単・快適!Excelマスター2024&365対応版 (EIWA MOOK) ↓


⑧保存と印刷

❶保存
定期的に保存します。
ファイル名は分かりやすいものに設定
(例:「2024年間予定表.xlsx」)
❷印刷
印刷プレビューで全体のレイアウトを確認し、必要に応じて調整します。

ポイント・注意点
日付や曜日を自動生成することで作業効率を上げる。
土日・祝日を色分けすることで視認性を向上させる。
複雑なスケジュール管理には、別シートやリンクを活用して整理。
見やすさを優先したデザインを心がける。


まとめ

まずはシンプルなものから始めて、慣れてきたらカスタマイズしてみてください!


(本書電子版付き)世界一やさしいエクセル 2024&Microsoft 365対応 ↓

いいなと思ったら応援しよう!