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自宅で簡単に燻製の作りを始められ、様々な食材で楽しむ事ができます。

初心者向けに燻製の種類と基本のレシピ、作り方を順を追って説明していきますね!


①燻製の種類を知る

燻製には3つの方法があるので、それぞれの違いを簡単に説明します。

冷燻(れいくん)
20〜30℃程度の低温でじっくり燻す方法。
生ハムやチーズ、スモークサーモンに適しています。

温燻(おんくん)
60〜80℃で燻す方法。
比較的短時間で仕上がるので、ウィンナーや魚、鶏肉に向いています。

熱燻(ねっくん)
100〜120℃の高温で短時間で仕上げる方法。ベーコンや卵など、火を通したい食材に適しています。


②必要な道具を準備する

燻製に必要な道具を揃えましょう。
家庭にある鍋やフライパンでもできますが、ここでは専用の燻製器を使った方法を紹介します。

燻製器
燻製鍋やスモークボックスなど、お好みで選んでください。

チップ(またはスモークウッド)
燻製の風味を左右するスモークチップ。
桜(サクラ)、リンゴ、ヒッコリーなど香りの異なる種類があります。


食材を乗せるための網です。


③燻製に向く食材を選ぶ

初心者でも扱いやすく美味しい食材を選びましょう。

チーズ
プロセスチーズカマンベールがおすすめ。
冷燻温燻に適しています。

ゆで卵
塩ゆでした卵に少し味付けをしてから燻製にすると、スモーキーな風味がプラスされます。

ベーコン
豚バラ肉に塩やハーブを加えて一晩寝かせたものを熱燻すると美味しいです。

鶏ささみ
淡白な味わいの鶏ささみは燻製することで香りが増し、食べ応えもアップします。


④燻製の基本的な手順

基本的な燻製の手順を紹介します。
今回は「温燻」でチーズと卵を燻製する方法を例にして解説します。

❶下準備をする
チーズ
水分を拭き取り、一口大に切っておきます。


ゆで卵を作り、殻をむいて塩少々で味付けしておきます。

❷燻製器の準備
燻製器チップを一掴み(約15g)ほど敷きます。
チップが多すぎると焦げやすくなるので注意。

チップの上にアルミホイルを敷き、その上に網をセットして、チーズや卵を並べます。

❸加熱し、煙を出す
中火燻製器を温め、チップから煙が出始めたら、燻製器のフタをします。
煙が出すぎている場合は火加減を弱めましょう。

❹燻す
チーズや卵なら、約15〜30分燻すと風味がしっかりつきます。
途中で様子を見て、色がつきすぎないよう調整してください。

❺冷ます
火を止め、燻製器のフタを開けて少し冷まします。
燻製は時間が経つほど香りがなじむので、粗熱を取ってから冷蔵庫で1〜2時間休ませると、さらに美味しくなります。


⑤仕上がりと楽しみ方

燻製が完成したら、すぐに食べても美味しいですが、冷蔵庫で少し寝かせるとさらに風味が深まります。
燻製チーズや卵はそのまま食べても、サラダやパスタのトッピングに使っても良いです。

燻製のポイント
火加減の調整
チップが焦げないよう、火加減に注意しましょう。

寝かせ時間
完成した燻製は少し時間を置くと香りが深まります。

チップ選び
桜は香りが強め、リンゴやヒッコリーはマイルドな風味です。


まとめ

燻製は香りや風味が豊かで、奥深い楽しみ方ができるので、ぜひ試してみてください!

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