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FXチャートとテクニカル分析の基礎
FX(外国為替証拠金取引)では、チャートを使ったテクニカル分析が重要です。本記事では、初心者にも分かりやすく、ヘッドアンドショルダー(三尊・逆三尊)、三角持ち合い、ボリンジャーバンドなどの分析手法を紹介し、Pythonでの自動売買への応用も解説します。
①FXチャートとは?
FXチャートは、通貨ペアの価格変動を視覚化したものです。主に以下のタイプがあります。
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初心者にはローソク足が最も分かりやすく、分析に適しています。
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②ヘッドアンドショルダー(三尊・逆三尊)とは?
ヘッドアンドショルダーは、トレンドの転換点を示すパターンで、次の2種類があります。
❶三尊(ヘッドアンドショルダー・トップ)(下降トレンドのシグナル)
・特徴
高値を3回つけ、中央の高値(ヘッド)が最も高い
・売りのポイント
ネックライン(3つの谷を結ぶ線)を下抜けたら売り
📌 例
頭
/\
左肩 右肩
/ \
________ ネックライン
❷ 逆三尊(ヘッドアンドショルダー・ボトム)(上昇トレンドのシグナル)
・特徴
安値を3回つけ、中央の安値が最も低い
・買いのポイント
ネックラインを上抜けたら買い
📌 例
________ ネックライン
\ /
左肩 右肩
\/
頭
注意点
・ダマシを防ぐために、出来高の増加も確認すると良い
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③三角持ち合い(トライアングル)とは?
三角持ち合いは、価格が収束しどちらかにブレイクアウトする形です。
❶下降三角形(ディセンディングトライアングル)(下落の可能性大)
・上値が切り下がり、下値が一定(サポートライン)
・サポートを下抜けたら売り
❷上昇三角形(アセンディングトライアングル)(上昇の可能性大)
・下値が切り上がり、上値が一定(レジスタンスライン)
・レジスタンスを上抜けたら買い
❸シンメトリカル(三角持ち合い)(どちらにもブレイクしうる)
・上下が収束し、どちらかに強くブレイクアウト
・ブレイク方向を確認してエントリー
📌 ポイント
・出来高が減少 → ブレイク時に増加するか確認
・ブレイク後の戻し(リテスト)を確認すると精度UP
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④ボリンジャーバンドとは?
ボリンジャーバンドは、価格の変動範囲を示すインジケーター。
📌 計算式
・中央線(ミドルバンド) = 移動平均線(通常20期間)
・±1σ, ±2σ, ±3σバンド = 標準偏差を使い変動範囲を設定
活用法
・バンドウォーク
強いトレンド時、価格がバンドに沿って動く
・スクイーズ
バンド幅が縮小 → ブレイクアウトの前兆
・エクスパンション
バンド幅が拡大 → 価格の急変が発生中
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⑤PythonでのFX自動売買(サンプルコード)
Pythonを使ってボリンジャーバンドを計算し、シグナルを作成してみましょう。
❶必要なライブラリをインストール
import pandas as pd
import numpy as np
import matplotlib.pyplot as plt
❷ボリンジャーバンドの計算
def calculate_bollinger_bands(df, window=20):
df['SMA'] = df['Close'].rolling(window).mean()
df['STD'] = df['Close'].rolling(window).std()
df['Upper'] = df['SMA'] + (df['STD'] * 2)
df['Lower'] = df['SMA'] - (df['STD'] * 2)
return df
❸売買シグナルの作成
def generate_signals(df):
df['Buy_Signal'] = (df['Close'] < df['Lower'])
df['Sell_Signal'] = (df['Close'] > df['Upper'])
return df
❹ 実際のデータで試す
df = pd.read_csv('fx_data.csv') # 適当なFXデータを用意
df = calculate_bollinger_bands(df)
df = generate_signals(df)
plt.figure(figsize=(12,6))
plt.plot(df['Close'], label='Close Price')
plt.plot(df['Upper'], label='Upper Band', linestyle='dashed')
plt.plot(df['Lower'], label='Lower Band', linestyle='dashed')
plt.legend()
plt.show()
⑥FX自動売買の注意点
・ダマシを回避する
他の指標(RSI, MACDなど)も併用
・リスク管理を徹底
損切り(ストップロス)を必ず設定
・バックテストを実施
過去データで検証してから実運用
まとめ
1. ヘッドアンドショルダー → トレンド転換のシグナル
2. 三角持ち合い → ブレイクアウトを狙う
3. ボリンジャーバンド → 相場の過熱感やブレイクを予測
4. Pythonでの自動売買 → ボリンジャーバンドを使ったシグナル作成
初心者の方も、基本を押さえながら実際のチャートで検証し、FXトレードや自動化に活かしてください!