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経理・会計事務で、必要な関数や機能について


①経理・会計事務所で必要な関数・機能とは

経理・会計業務では、正確なデータ計算や集計が必要です。

そのため、ExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトで使用される特定の関数や機能を習得することが重要です。

以下に、それぞれの分野で重要な関数とその使い方を解説します。


②全般的な基礎関数


❶if関数(難易度:難)

概要
IF関数は条件に応じて異なる値を返すExcelの関数です。

基本構文
=IF(条件, 真の場合の値, 偽の場合の値)

例題
例えば、試験の点数が60点以上で「合格」、それ未満で「不合格」と表示する場合

=IF(A1>=60, "合格", "不合格")

ここで、セルA1に点数が入力されていると仮定します。

実行例
A1 = 75 → 表示:合格
A1 = 50 → 表示:不合格

ポイント
条件部分には、=, >, <, >=, <=, <>などの演算子を使えます。
真・偽の値に直接数値や文字列、または別の計算式を入れられます。

注意点
ネスト(入れ子構造
複数条件を扱う場合、IF関数を入れ子にすることがあります。
ただし、複雑になりすぎるとエラーが出やすくなるので、IFS関数やAND/OR関数との組み合わせが便利です。

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