見出し画像

Excelの表計算&データ分析の基本


①Excelの基本操作

Excelを開いて以下の画面の構成を確認しましょう。

・セル:データを入力する小さな四角形。
・列:縦のA, B, C…で表されるもの。
・行:横の1, 2, 3…で表されるもの。
・シート:データを入力するページ。


Excel 2021 基礎 Office 2021/Microsoft 365 対応 (よくわかる) ↓


②表を作成してみよう(サンプル例)

サンプルデータ【売上管理表】

以下のような売上表を作成します。


③基本的な表計算

次に、「売上金額」を計算します。
売上金額は、「単価 × 数量」で求められます。

手順
❶売上金額のセル(例:E2)をクリックします。
❷数式バーに以下の式を入力します。

=C2*D2

・C2:単価のセル。
・D2:数量のセル。

Enterキーを押します。

ポイント
式をコピーするには、計算したセルの右下の小さな四角(フィルハンドル)をドラッグします。

結果


Excel 2021 応用 Office 2021/Microsoft 365 対応 (よくわかる) ↓



④合計を求める(SUM関数の使い方)

表全体の売上金額を合計します。

手順
❶合計を表示したいセル(例:E5)をクリックします。
❷数式バーに以下の式を入力します。

=SUM(E2:E4)

・E2:E4:合計したい範囲(売上金額)

Enterキーを押します。

結果

ポイント
・SUM関数を使うと、大量のデータも簡単に合計できます。
・オートSUM機能(ホームタブ → Σアイコン)を使うと一瞬で計算可能。


Excel マクロ/VBA 超実践トレーニング Office 2021/2019/2016/Microsoft 365 対応 (よくわかる) ↓


⑤データの分析:平均値を求める(AVERAGE関数)


商品の平均売上金額を求めます。

手順
❶平均値を表示したいセル(例:E6)をクリックします。
❷数式バーに以下の式を入力します。

=AVERAGE(E2:E4)

Enterキーを押します。

結果

ポイント
・AVERAGE関数「データの合計 ÷ データ数」を自動計算します。


⑥データの並び替えとフィルター

データを並び替えたり、特定の条件で絞り込みをします。

並び替え(昇順・降順)

例:数量の多い順に並び替える。
表のどこかをクリックします。
❷データタブ → 並び替えをクリックします。
「列」「数量」を選択し、「降順」を選択してOK。

フィルター(条件を絞る)

例:売上金額が1000以上のデータを絞り込み。
❶表全体を選択します。
❷データタブ → フィルターをクリックします。
❸売上金額の列のフィルターボタンをクリックし、「数値フィルター → より大きい」を選択します。
「1000」と入力してOK。


Excel 関数テクニック  Office 2021/Microsoft 365対応 ↓


⑦グラフで可視化

データを視覚化すると分析が簡単になります。

手順:棒グラフを作成
❶表全体を選択します(ヘッダーも含む)。
❷挿入タブ → グラフ → 集合縦棒グラフを選択します。
❸作成されたグラフを好きな場所に移動します。


⑧ポイントと注意点

・セル参照:セルの位置を指定することで計算や分析が効率的に行えます。
・関数の使い方:よく使う関数
(SUM, AVERAGE, COUNTなど)は覚えておくと便利です。
保存を忘れずに:Ctrl+S(またはCommand+S)でこまめに保存しましょう。


Excel 2021 やさしい教科書 [Office 2021/Microsoft 365対応] (一冊に凝縮) ↓


最後に

これで、基本的な表計算とデータ分析ができるようになります!より高度な分析をしたい場合、ピボットテーブルやIF関数なども学ぶと便利です。

いいなと思ったら応援しよう!