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夕方の空が美しいって、誰が教えてくれたのだろうか【I'm here】

こんにちは。
Syuheiinoueです。

皆さん、#Stayhome の生活から早くも2~3週間が過ぎようとしていますが、いかがお過ごしでしょうか?

そろそろzoom呑みとかSNSバトンの連続に疲れてきた頃だと思います。最初は新しい取り組みでも、繰り返しが続くと生産性の無さとSNS疲れが相まって、気付かないうちに心って疲れてしまうんですよね。

そんな時は、そっとケータイを閉じて、夕方の空を見上げてみましょう。

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「夕方の空が美しいって、誰が教えてくれたのかな」

僕たちは誰に教わった訳でもなく、夕方の空を見ると心が落ち着く。ある人は川のほとりでボーッと過ごし、ある人は写真を撮る。それはどの時代も普遍的に変わらないことで、どうして美しいと感じるのでしょうか。

親に教えてもらった訳じゃないのに。

科学的、理論的に分析することはできるかもしれないけど、全員が同じ答えに辿り着かないように、夕方の空は無限の可能性を秘めています。

皆さんは「クオリア」をご存知でしょうか?

「夕日は赤い」と共通の意識として感じることが、他の人も自分と同じように、本当に同じ「赤」を見ているか説明できない

という感覚質のこと。
*視覚だけではなく、聴覚、触覚など五感全ての感覚質も同様。

もしかしたら、自分が見ている赤が本当に正しい赤なのか分からない。それなのに、人はどうして夕方の空を見て美しいと感じるのか…

それを科学で説明するには、あまりに不可思議な事なのである。

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画像1

20代まではコントラストの強い空が好きだった。

真っ赤に燃えたような夕方の空が美しくて、高校生の頃からケータイで写真を撮ったり、帰り道の公園で空を眺めながら"思う事"をノートに書き綴っていて、撮影の仕事もサンセットと聞けばテンションが上がって全神経を使って写真を撮っていた。

きっと、赤く燃えるような光に何か"希望"を見つけようとしていたのだろう。それが何か、と問われたら何も答えることはできないほど感覚的なものだけど、確かに強い空に憧れていたんだ。

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画像2

30代、今は"反対側の空"が好きだ。

力強く輝く夕方の空は、とてもインパクトが強い。だから人は皆、インパクトの強さに惹かれて西の空を見上げる。

東の空を見上げてみよう。

強い光の余韻と呼べるような、優しいグラデーションの世界が広がっている。同じ地球なのに、まるで違う星に来てしまったような感覚だ。

配色やカラートーンがとても美しいことは理解できるけど、それ以上に心が落ち着くのはどうしてだろう。1日の終わりを感じるから?それともDNAに刻まれた祖先の名残り?そんな事を考え始めてしまったら、美しい時間はあっという間に終わってしまうのだ。

「20分だけの世界」

美しい光は待ってくれない。
考え事ばかりしていると、あっという間に暗くなるから、とても儚い。

その儚さを集めたものが【chill】だ。

僕は、儚い時間が本当に好きだ。

昔はよく理由を求めて学んだ事もあったけど、今は大そうな理由なんて求めていない。

20分だけの光を大切にして過ごす。

理由はそれだけで良い。その世界を「あなた」が擬似的に感じることができて、心が満たされる時間になってほしい願いで【chill】というタイトルにしました。

1日の終わりに。
素敵な夢のお供に。


Thank you.

Syuheiinoue



【I'm here】

▷Meditation photography
=何も考えない時間、瞑想

心が疲れた方に向けたwebを作りました。
おやすみの前、清々しい朝にどうぞ美しい時間をお過ごしください。

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